特許
J-GLOBAL ID:200903020352261420

トリケトン誘導体および除草剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東平 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-177563
公開番号(公開出願番号):特開2000-178269
出願日: 1999年06月23日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 栽培作物に対する薬害が少なく、かつ広範囲な雑草を低薬量で防除することのできる除草剤を提供する。【解決手段】 下記の一般式〔1〕、【化1】〔式中、Rはメチル基、Xは、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アミノ基、ヒドロキシ基、アルキル基、アルコキシ基などであり、Gは置換基を有してもよい5〜7員の縮合環であり、Z1 はハロゲン原子、アルコキシ基、アルキルスルホニル基などであり、mは0〜4、qは1または2の整数である。〕で表されるトリケトン誘導体と、該トリケトン誘導体を有効成分とする除草剤。
請求項(抜粋):
下記一般式〔1〕で表されるトリケトン誘導体。【化1】〔式〔1〕中、Rはメチル基であり、Xは、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、-R1 、-OR1 、-SR1 、-SO2 R1 、-NR2 R3 または-NHCOR1 (ただし、R1 は、分岐構造、環構造および不飽和結合を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基、分岐構造、環構造および不飽和結合を有していてもよい炭素数1〜6のハロアルキル基、置換基を有していてもよいフェニル基または置換基を有していてもよいベンジル基であり、R2 およびR3 は、それぞれ独立に水素原子、分岐構造、環構造および不飽和結合を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基、分岐構造、環構造および不飽和結合を有していてもよい炭素数1〜6のハロアルキル基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよいベンジル基またはR2 とR3 が互いに結合した環構造の基である)で表される基であり、Gは、隣接するベンゼン環の2つの炭素原子を含めて5〜7員の飽和縮合環または不飽和縮合環を構成する3〜5の環原子(この環原子の2個までは窒素、酸素および硫黄から選択される原子である)を含有し、Gを構成する環原子は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、オキソ基、チオキソ基、ヒドロキシイミノ基、炭素数1〜6のアルコキシイミノ基、ヒドラゾノ基、炭素数1〜6のモノアルキルヒドラゾノ基および炭素数1〜6のジアルキルヒドラゾノ基から選択される1つまたは2つ以上の置換基を有していてもよく、Gを構成する環原子に炭素原子が含まれる場合には、同一炭素原子または隣接炭素原子がエチレンジオキシ基、エチレンジチオ基、プロピレンジオキシ基またはプロピレンジチオ基から選択される置換基によって置換されていてもよく、さらに、これらの置換基はハロゲン原子または炭素数1〜6のアルキル基で置換されていてもよい。また、Z1 は、ハロゲン原子、、-OR1 、-SOP R1、-A(CH2 )n QR1 、-NR2 R3 、-N(OR1 )R2 、-O(C=O)OR1 、-O(C=O)SR1 、-O(C=O)NR2 R3 または-O(C=S)NR2 R3 (ただし、R1 、R2 、R3 は、前記XにおけるR1 、R2 、R3 と同一の意味を有し、AおよびQは、各々独立に酸素原子または硫黄原子であり、pは0、1または2であり、nは1ないし3である)で表される基またはハロゲン原子であり、mは0〜4の整数であり、qは1または2である。〕
IPC (3件):
C07D333/54 ,  A01N 43/12 ,  C07D335/06
FI (3件):
C07D333/54 ,  A01N 43/12 A ,  C07D335/06

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