特許
J-GLOBAL ID:200903020364625517

芳香族ポリエステル廃棄物から芳香族ジカルボン酸の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 出田 晴雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-127299
公開番号(公開出願番号):特開平8-302061
出願日: 1995年04月27日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 ポリエステル廃棄物から異物を含まない芳香族ジカルボン酸を高い生産性で回収する方法を開発する。【構成】 主成分(a)としてPETと副成分(b)としてPVC及び混在成分(c)としてPE等からなる樹脂組成物[(a)+(b)+(c)]を200°C以上で加水分解して該PETからテレフタル酸(TPA)を再生させ、再生された粗TPAを200°C以上の熱水に溶解し、芳香族炭化水素及び/又は脂肪族炭化水素で抽出してPE等を除去し、次いで水に不溶で不融のPVC分解物等を分離することにより、異物を含まないTPAを回収した。【効果】 (実施例1)テレフタル酸回収率93.7%、純度99.2%。
請求項(抜粋):
主成分である熱可塑性ポリエステル(a)と副成分である塩素含有ポリアルケン又は塩素含有アルキリデンポリマー(b)とで少なくとも構成される樹脂組成物[1:(a)+(b)]を200〜300°Cで加水分解して該熱可塑性ポリエステルから芳香族ジカルボン酸を再生させると共に、塩素含有ポリアルケン及び/又は塩素含有アルキリデンポリマーを分解させて水に不溶で不融の分解物を生成させ、次いで再生された粗芳香族ジカルボン酸を水性溶媒に溶解させると共に、水に不溶で不融の部分等を分離除去することを特徴とする芳香族ジカルボン酸の回収方法。
IPC (8件):
C08J 11/10 CFD ,  C07C 51/487 ,  C07C 63/26 ,  C08F 8/12 MGF ,  C08G 63/88 NLK ,  B29B 17/00 ZAB ,  B29K 67:00 ,  B29K105:26
FI (6件):
C08J 11/10 CFD ,  C07C 51/487 ,  C07C 63/26 L ,  C08F 8/12 MGF ,  C08G 63/88 NLK ,  B29B 17/00 ZAB

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