特許
J-GLOBAL ID:200903020365189249

ガス検出装置とその調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩入 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-259264
公開番号(公開出願番号):特開平11-148908
出願日: 1998年08月28日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【構成】 金属酸化物半導体ガスセンサSを抵抗ラダーRに接続し、出力電圧をLnR=2-4VRl/Vc+LnRl、 ここにRは金属酸化物半導体の抵抗値を、VRLは抵抗ラダーへの出力電圧を、Vcは検出電圧を、Rlは抵抗ラダーの抵抗値を、Lnは自然対数を示す、に従って、温度変化の波形上での複数の点で対数変換する。EEPROMに、複数の濃度でかつ波形上の複数の点で、金属酸化物半導体の抵抗値の対数からなる基準信号を記憶し、これらの基準信号と得られた対数とを比較し、ガスを検出する。【効果】 EEPROMに多量の基準信号を記憶でき、抵抗値の対数変換が容易である。
請求項(抜粋):
ガスにより抵抗値が変化する金属酸化物半導体ガスセンサの温度を変化させて、ガスを検出するようにした装置において、前記金属酸化物半導体の抵抗値の対数に線形な基準信号を、温度変化に伴うガスセンサの抵抗値の波形上の複数の点の組み合わせとして記憶する不揮発性メモリーと、前記ガスセンサの負荷抵抗として接続した抵抗ラダーで、その抵抗値と前記金属酸化物半導体の抵抗値との比を、前記複数の点で所定の範囲に保つようにしたものと、前記抵抗ラダーと前記金属酸化物半導体との直列片に、検出電圧を加えるための電源と、前記抵抗ラダーへの出力電圧に線形な出力をサンプリングして、前記複数の点の各々で、前記金属酸化物半導体の抵抗値の対数に線形な測定データを得るためのサンプリング手段と、前記複数の点での測定データの組み合わせを、前記基準信号と比較して、ガスを検出するためのガス検出手段とを設けたことを特徴とする、ガス検出装置。

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