特許
J-GLOBAL ID:200903020374507083

溶接継手部靭性の優れた鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-099459
公開番号(公開出願番号):特開2001-288509
出願日: 2000年03月31日
公開日(公表日): 2001年10月19日
要約:
【要約】【課題】 複合酸化物の微細分散、個数増加を可能とし、オーステナイト粒細粒化や微細フェライト生成によって優れたHAZ靭性を実現可能な酸化物を安定して分散させ、それと同時にAl量の上限を一般のAlキルド鋼と同等まで高めつつ、HAZ靭性を一層向上させる。【解決手段】 脱酸工程で溶鋼の溶存酸素量を調整し、Ti、Al、Caの順序で脱酸し、さらにAlを添加することで、粒子径が0.005μm〜2.0μmであるTi-Al-Ca酸化物を、粒子数が100〜3000個/mm2均一微細分散させ、最終的に母材および溶接金属の靭性に優れた溶接構造用鋼材の製造方法。
請求項(抜粋):
溶存酸素濃度が20〜80ppmの溶鋼中に、Tiを添加して脱酸した後、溶鋼中のsol.Alが0.004〜0.02%となるようにAlを添加し、次にCaを添加した後、さらにAlを添加して、質量%で、C:0.03〜0.18%、Si:≦0.5%、Mn:0.4〜2.0%、P:≦0.02%、S:0.001〜0.01%、sol.Al:0.005〜0.09%、Ti:0.005〜0.02%、Ca:0.0005〜0.004%、N:0.001〜0.006%を含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなる溶鋼とし、この溶鋼を連続鋳造工程で鋳造し、粒子径が0.005〜2.0μm、組成としてCa、Ti、Alのいずれか2種以上を含む複合酸化物を100〜3000個/mm2含有することを特徴とする溶接継手部靭性の優れた鋼材の製造方法。
IPC (8件):
C21C 7/06 ,  C21C 7/00 ,  C21C 7/04 ,  C21C 7/10 ,  C22C 33/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
FI (8件):
C21C 7/06 ,  C21C 7/00 H ,  C21C 7/04 C ,  C21C 7/10 A ,  C22C 33/04 J ,  C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
Fターム (13件):
4K013AA09 ,  4K013BA08 ,  4K013BA14 ,  4K013CE01 ,  4K013CF13 ,  4K013DA03 ,  4K013DA08 ,  4K013DA12 ,  4K013EA18 ,  4K013EA19 ,  4K013EA25 ,  4K013EA28 ,  4K013FA02

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