特許
J-GLOBAL ID:200903020375037102

金型設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-152166
公開番号(公開出願番号):特開平7-009522
出願日: 1993年06月23日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】離型不良を防止できる金型の設計方法を提供することを目的としている。【構成】射出成形プロセスにおける充填解析、保圧流動解析、冷却解析を順次行って、射出成形プロセス中の成形材料の温度変化、圧力、比容積変化を計算し、この計算結果に基づいて成形品の各部が変形を開始する時点の樹脂の状態量を算出し、この算出結果に基づいて離型時から成形品が温度、寸法的に安定するまでの熱歪みシミュレーションを行うことにより、金型外での成形品の寸法、温度変化挙動を算出し、その算出結果に基づいて、最終製品の反り、ひけ、肉厚変動等の形状変形量を算出する射出成形プロセスシミュレーション方法を用いて、製品部にかかる応力分布を求め、この応力分布と、製品が金型に接触している部分の面積と、製品と金型の間の摩擦係数から、型開き時までの離型抵抗を予測し、離型抵抗の分布から突出しピンの位置および本数を決定するようにした。
請求項(抜粋):
射出成形プロセスにおける充填解析、保圧流動解析、冷却解析を順次行って、射出成形プロセス中の成形材料の温度変化、圧力、比容積変化を計算し、この計算結果に基づいて成形品の各部が変形を開始する時点の樹脂の状態量を算出し、この算出結果に基づいて離型時から成形品が温度、寸法的に安定するまでの熱歪みシミュレーションを行うことにより、金型外での成形品の寸法、温度変化挙動を算出し、その算出結果に基づいて、最終製品の反り、ひけ、肉厚変動等の形状変形量を算出する射出成形プロセスシミュレーション方法を用いて、製品の各部にかかる応力分布を求め、この応力分布と、製品が金型に接触している部分の面積と、製品と金型との間の摩擦係数から、型開き時までの離型抵抗を予測し、離型抵抗の分布から突出しピンの位置および本数を決定することを特徴とする金型設計方法。
IPC (4件):
B29C 45/76 ,  B29C 33/42 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/40

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