特許
J-GLOBAL ID:200903020375868950

コモンレール式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-106777
公開番号(公開出願番号):特開平5-302537
出願日: 1992年04月24日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 パイロット噴射を実行するモードを備えたコモンレール式燃料噴射装置において、パイロット噴射による始動時のリーク回数の増加を防止し、良好な始動性を確保する。【構成】 パイロット噴射を実行するモードを備えたコモンレール式燃料噴射装置において、パイロット噴射モードがONでスタータもONの場合には(S110,S150共にON)、コモンレール圧Pcと、その上昇率とが所定未満か否かを判定し(S170,180)、所定未満の場合にはパイロット噴射を中止させるべく、パイロット噴射モードをOFFに切り換える(S190)。この結果、コモンレール圧が十分に上昇しておらずにインジェクタを開弁できない様な始動クランキング状態にあっては、パイロット噴射の指示が行われず、燃料リーク回数を増加させない。
請求項(抜粋):
ディーゼル機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、該検出される運転状態に基づいてディーゼル機関の1回の燃焼に必要な燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出手段と、該算出される燃料噴射量に基づいて燃料噴射を実行する燃料噴射手段と、該燃料噴射に用いる燃料を、燃料噴射前に高圧状態で一旦蓄えておくコモンレールと、該コモンレールに対して燃料タンクの燃料を圧送し、コモンレール内の燃料圧力を目標燃料圧力に制御するコモンレール圧制御手段と、前記燃料噴射手段に対して、前記算出される燃料噴射量を補助噴射と主噴射とからなる複数回の燃料噴射によって賄う複数回の燃料噴射の実行を指示する複数回噴射指示手段とを備えるコモンレール式燃料噴射装置において、ディーゼル機関が所定の始動状態にあるか否かを判定する判定手段と、該判定手段によって所定の始動状態にあると判定された場合には、前記複数回噴射指示手段による複数回の燃料噴射に関する指示を有効に作用させない始動時燃料噴射制御手段とを備えることを特徴とするコモンレール式燃料噴射装置。
IPC (2件):
F02D 41/06 380 ,  F02D 41/40
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-259730
  • 特開平2-275058

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