特許
J-GLOBAL ID:200903020376915995

車両のアンチスキッドブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-056126
公開番号(公開出願番号):特開平7-257343
出願日: 1994年03月25日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】ハンマリングの圧力波による弊害を解消して耐久性能を改善できるアンチスキッドブレーキ装置を提供する。【構成】増圧フェーズの終了時には増圧バルブすなわち左後輪の電磁開閉弁SOV1 を閉じる制御信号を発する。同時にあるいは、閉命令信号が発生してから所定時間経過後に、連通関係にある右後輪の配管系の増圧バルブを設定時間開方向に制御する信号を発生する。増圧バルブの閉動作によって衝撃波が生じ後輪用制動圧供給ラインL18、L15、L1 を伝播して、そのライン上にある各種のバルブに衝突する。本例の構成では、電磁開閉弁SOV1 と連通関係にある他の電磁開閉弁SOV2 が僅かに開方向に制御されているので、衝撃波は右後輪用制動圧供給ラインL2 に逃がされる。すなわち、配管の衝撃波による圧力の急上昇を回避することができる。
請求項(抜粋):
車輪の制動力を増加するために油圧を車輪のブレーキ装置に供給する第1増圧バルブと、油圧配管を介して連通状態にある他の車輪の制動力を増加するための油圧を供給する第2増圧バルブと、前記第2増圧バルブが閉の場合には前記第1増圧バルブの閉動作に同期して該第2増圧バルブを瞬間的に開方向に制御して配管系のロック状態を緩和する制御手段とを備えたことを特徴とする車両のアンチスキッドブレーキ装置。

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