特許
J-GLOBAL ID:200903020388471146

高Mn鋳鋼よりなる耐摩耗部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青野 順三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-275093
公開番号(公開出願番号):特開平11-090251
出願日: 1997年09月22日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 高Mn鋳鋼の製品は有効な水靱作用の限界のため大型化に制約がある。【解決手段】 水靱面に基準とすれば、耐摩耗部材内のいかなる部分においても最短距離が100mmを超えないように凹部を形成し、該凹部の最大差し渡し長さが凹部と凹部との間を形成する肉厚、または凹部底面と部材表裏面との間で形成する肉厚の何れよりも大きく設定した形状で鋳造した母材1と、該凹部11へ嵌合係止する同形の嵌合材2とを一体的に組合わせて前記の課題を解決した。この凹部によって形成する開口部を通じて、冷却水の流動を活発に入れ替えるように図ったから、冷却水が局部的に過熱、沸騰して水靱作用の製品深部への進行を妨げる要因を排除した。この作用は凹部底面と部材の表、裏面間で形成する肉厚に対しても同様であり、水靱作用の限界に基づく従来の製品肉厚の制限を大幅にアップする。
請求項(抜粋):
高Mn鋳鋼よりなる耐摩耗部材において、水靱作用が発現する水靱面に基準とすれば、耐摩耗部材内のいかなる部分においても何れかの水靱面からの最短距離が100mmを超えないように凹部を形成し、該凹部の最大差し渡し長さが凹部と凹部との間を形成する肉厚、または凹部底面と部材表裏面との間で形成する肉厚の何れよりも大きく設定した形状で鋳造した母材1と、該凹部11へ嵌合係止する同型の高Mn鋳鋼の嵌合材2とを一体的に組合わせてなることを特徴とする高Mn鋳鋼よりなる耐摩耗部材。
IPC (4件):
B02C 4/30 ,  B02C 2/04 ,  B02C 15/00 ,  B02C 17/22
FI (4件):
B02C 4/30 ,  B02C 2/04 D ,  B02C 15/00 ,  B02C 17/22
引用特許:
審査官引用 (3件)

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