特許
J-GLOBAL ID:200903020391460643

MS/MSプロセスにおいて衝突による解離の促進のための改良された四重極子トラップ技術

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 澄夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-153040
公開番号(公開出願番号):特開平6-089697
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、MS/MS実験において分離されたイオンが衝突解離を起こすような単純で効果的な方法及び装置を提供することである。【構成】QITにおいて選択されたイオンの衝突解離を含む方法及び装置であって、衝突解離を促進するべく、ティックルジェネレータの固定周波数と一致する効果的な周波数を達成するため、トラップされたイオンの調和振動の永年周波数を低周波変調する方法及び装置。
請求項(抜粋):
リング及びエンドキャップ電極を有する四重極子イオントラップにおけるイオンの衝突により活性化された解離を実現するための方法であって、(a)RF周波数W0で前記リング電極にRFトラッピング電 圧V(t)を印加する工程と、(b)前記エンドキャップに補助電圧を印加する工程と、(c)前記RFトラッピング電圧レベルを調節し、前記四重極 子イオントラップにおいて選択されたイオンを分離する ために前記RFトラッピング電圧及び前記補助電圧を連 鎖させる工程と、(d)前記イオンの衝突解離をもたらすよう前記選択されたイ オンにエネルギー吸収を生じさせるために前記四重極子 イオントラップ内のポテンシャルフィールドを変形する 工程と、を含み、その改良点が、前記選択されたイオンにエネルギー吸収を生じさせるために及び衝突解離をもたらすように、前記四重極子イオントラップ内のポテンシャルフィールドを変形する前記工程が、ポテンシャルフィールドが前記選択されたイオンの永年周波数と等しい周波数成分を有するように、前記電圧のひとつを変調することを含む、ところから成る方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-037861
  • 特許第409362号

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