特許
J-GLOBAL ID:200903020392234990

チップインダクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-016194
公開番号(公開出願番号):特開平8-213248
出願日: 1995年02月02日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 高性能のチップインダクタを得る。【構成】 金属酸化物にて成型した磁芯11の両端フランジ部13の底面部および両端四角形状のフランジ部13外面下部に膜状導体からなる電極14を形成し、この電極14に、磁芯11の断面四角形状の巻芯部12に外周部上面が両端フランジ部13の外周面上面と略同一面となるまでの範囲に巻回した断面略四角形状コイル電線16の両端を接続する。磁芯11の巻芯部12に巻回したコイル電線16の上面部にフランジ部13の上面部に跨がって接着剤により略四角形状の耐熱耐寒性フィルム20を接合する。【効果】 コイルの占積率を高めて直流抵抗値を小さくできる。部品吸着面を容易に平面状に形成でき、コイルの巻きばらけ、緩みが少なく整列巻きが容易で高性能のチップインダクタが低コストとなる。
請求項(抜粋):
断面四角形状の巻芯部とこの巻芯部の両端に形成した四角形状のフランジ部とを有し金属酸化物にて成型された磁芯と、この磁芯の両端フランジ部の底面部および両端外面下部に形成した膜状導体からなる電極と、前記巻芯部に外周部上面が両端フランジ部の外周面上面と略同一面となるまでの範囲に巻回され前記電極に両端が圧着接続された断面略四角形状のコイル電線と、前記磁芯の巻芯部に巻回されコイルを形成するコイル電線の上面部に塗布された含浸性接着剤と、前記磁芯の巻芯部に巻回されたコイル電線の上面部とフランジ部の上面部とに跨がって前記接着剤により接合された略四角形状の耐熱耐寒性フィルムとからなることを特徴としたチップインダクタ。

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