特許
J-GLOBAL ID:200903020398048314

容易に分散する高耐久性のTIO2顔料およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-540262
公開番号(公開出願番号):特表2005-507968
出願日: 2002年11月01日
公開日(公表日): 2005年03月24日
要約:
本発明は、湿式処理プロセスにおいて、クエン酸の存在下で、含水シリカと含水アルミナの両方を用いて連続的に被覆されたTiO2顔料に関する。得られる顔料は、処理前のTiO2の重量を基準にして1〜4%の非晶質アルミナ、処理前のTiO2の重量を基準にして3〜6%のシリカガラスで被覆される。
請求項(抜粋):
容易に分散する高耐久性の二酸化チタン顔料を製造する方法であって、 A.(1)二酸化チタン粒子のスラリーを85〜100°Cの温度に加熱する工程と、 (2)前記スラリーに、水溶液としてクエン酸を加えて、混合物を形成する工程と、 (3)前記混合物のpHを10以上に調整する工程と、 (4)前記混合物に、水溶液として十分なケイ酸ナトリウムを加えて、前記スラリー中の前記二酸化チタン粒子の重量を基準にして1〜3%のシリカを、前記粒子の表面に堆積させる工程と、 (5)無機酸を1時間かけて加えることによって、前記スラリーを中和し、それによってシリカ被覆二酸化チタン粒子のスラリーを形成する工程、ならびに B.(1)前記シリカ被覆二酸化チタン粒子のスラリーの温度を55〜90°Cの温度に調整する工程と、 (2)工程B(1)の前記スラリーに、水溶液としての十分なアルミン酸ナトリウムを加え、形成された混合物のpHを、無機強酸を加えることによって5〜9に調整し、工程A(1)の前記スラリー中に存在する二酸化チタン粒子の重量を基準にして1〜4%の、Al2O3としてのアルミナを、前記シリカ被覆粒子の表面に堆積させ、得られた混合物を15〜30分間温浸させる工程 を順次含むことを特徴とする方法。
IPC (3件):
C09C1/36 ,  C01G23/04 ,  C09C3/06
FI (3件):
C09C1/36 ,  C01G23/04 B ,  C09C3/06
Fターム (13件):
4G047CB08 ,  4G047CB09 ,  4G047CC01 ,  4J037AA22 ,  4J037CA12 ,  4J037CA24 ,  4J037DD27 ,  4J037EE03 ,  4J037EE16 ,  4J037EE25 ,  4J037EE43 ,  4J037EE46 ,  4J037FF15
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭53-033228
  • 酸化チタンゾル及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-016417   出願人:多木化学株式会社
  • 特開昭53-033228
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