特許
J-GLOBAL ID:200903020401571872

シンボルタイミング再生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-107547
公開番号(公開出願番号):特開平8-307474
出願日: 1995年05月01日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 信号対雑音比が小さい領域で、BERの変動、劣化を防ぐ。【構成】 マルチサブキャリア直交変調信号のシンボルタイミング再生回路に、サブキャリア分離信号に、複数共役ベクトルと既知信号の逆数とを乗じて乗算結果を求める分離・逆変調部301と、この乗算結果から既知信号のシンボルタイミング付近のサンプルを検出しこれを基準サンプルとする既知信号検出部302と、基準サンプルの前方のサンプルと後方のサンプルとに対応する分離・逆変調部301の乗算結果を選択するサンプル選択部311と、乗算結果のベクトル値の相対距離を評価する相対距離評価部312と、基準サンプルのシンボルタイミング真値に対する位相の極性を検出する位相検出部305と、この位相検出信号を平滑化するフィルタ部309と、これから出力される位相信号によって位相が制御され、タイミングクロックを発生させる位相制御型クロック発生部310とが設けられる。
請求項(抜粋):
マルチサブキャリア直交変調信号のシンボルタイミング再生回路であって、直交変換された受信信号をサンプリングするA/D変換器(306)と、A/D変換器(306)でサンプリングされた信号(307)にサブキャリア分離用ローカルを乗じてベースバンドフィルタを通して各サブキャリアに分離したサブキャリア分離信号に、サブキャリア分離用ローカルの複数共役ベクトルと既知信号の逆数とを乗じて乗算結果を求める分離・逆変調部(301)と、前記分離・逆変調部(301)の乗算結果から既知信号のシンボルタイミング付近のサンプルを検出しこれを基準サンプルとする既知信号検出部(302)と、2波以上のサブキャリアにおいて、前記基準サンプルの前方のサンプルと前記基準サンプルの後方のサンプルとに対応する前記分離・逆変調部(301)の乗算結果を選択するサンプル選択部(311)と、前記サンプル選択部(311)により選択された各サンプルにおいて、2波以上のサブキャリア間の前記分離・逆変調部(301)の乗算結果のベクトル値の相対距離を評価する相対距離評価部(312)と、前記相対距離評価部(312)で評価された前方サンプルと後方サンプルとの評価値の大小関係を使って基準サンプルのシンボルタイミング真値に対する位相の極性を検出する位相検出部(305)と、前記位相検出部(305)の位相検出信号によって位相が制御され、その出力で前記A/D変換器(306)がサンプリング動作するタイミングを規定するタイミングクロック(411)を発生させる位相制御型クロック発生部(310)とを備えることを特徴とするシンボルタイミング再生回路。
IPC (3件):
H04L 27/38 ,  H04J 11/00 ,  H04L 7/00
FI (3件):
H04L 27/00 G ,  H04J 11/00 Z ,  H04L 7/00 F

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