特許
J-GLOBAL ID:200903020414273900

アルミ押出しダイス用鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大場 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-304618
公開番号(公開出願番号):特開平5-140695
出願日: 1991年11月20日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 アルミ押出に用いられるダイスは、押出力に耐えてたわみとブリッジの割れの発生が少ないことが重要で、高硬度で靭性が高く、焼もどし軟化抵抗も高いダイス用鋼を提供する。【構成】 重量%で、C 0.35%を越え0.50%未満、Si 1.00%以下、Mn 0.1〜1.5%、Ni 0.1〜1.5%、Cr 4.50〜5.65%、WとMoを1種または2種で1/2W+Mo 1.2〜3.5%、V 0.5〜1.6%で、Si<(18.7/Cr)-3.3の関係式を満たし、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。そして硬さ HRC50以上に焼入れ焼もどしした後、窒化処理をして使用する。さらに必要に応じてCo 0.3〜5.0%、Si 0.1%を越え1.00%に規定する。このような構成とすることにより、ダイスに加工した時、靭性が高く、焼もどし軟化抵抗に優れ、ダイス全体のたわみと、ブリッジの割れの発生が少ないアルミ押出ダイスを提供できる。
請求項(抜粋):
重量%で、C 0.35%を越え0.50%未満、Si 1.00%以下、Mn0.1〜1.5%、Ni 0.1〜1.5%、Cr 4.50〜5.65%、WとMoを1種または2種で1/2W+Mo 1.2〜3.5%、V 0.5〜1.6%で、かつSi,Cr量がSi<(18.7/Cr)-3.3の関係式を満たし、残部Feおよび不可避的不純物からなり、硬さ HRC50以上に焼入れ焼もどし処理した後、窒化処理して使用することを特徴とするアルミ押出しダイス用鋼。
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 6/00 ,  C21D 6/00 101 ,  C22C 38/46 ,  C23C 8/26
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭55-021548

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