特許
J-GLOBAL ID:200903020420119530
チタン粉末の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-150958
公開番号(公開出願番号):特開平6-010016
出願日: 1992年06月10日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、水素化脱水素法によりチタン粉末を製造する水素化処理工程において、原料チタンを効率良く水素化処理できる方法を提供するものである。【構成】 水素化脱水素法によりチタン粉末を製造する方法において、原料チタンの水素化処理を行うに際し、上記原料を真空中で650°C以上の温度に昇温し、その温度に保持することなく直ちに純水素を供給し、純水素雰囲気中で300°Cまで第(1)式で計算されるY分以上の時間をかけて冷却をすることを特徴とするチタン粉末の製造方法。Y=0.59X2 +10.1X+4.8 ..........(1)但し、Xは原料チタン厚み(mm)、Yは300°Cまでの所要時間(分)この方法によれば、水素化前に650°C以上の温度で酸化被膜除去処理を行い、次の水素化初期にβおよびβ+δ相を形成させ、最後に純水素雰囲気中で300°Cまでの冷却過程で脆弱なδ相を形成させ、効率良く水素化を行うことができる。
請求項(抜粋):
水素化脱水素法によりチタン粉末を製造する方法において、原料チタンの水素化処理を行うに際し、上記原料を真空中で650°C以上の温度に昇温し、その温度に保持することなく直ちに純水素を供給し、純水素雰囲気中で300°Cまで第(1)式で計算されるY分以上の時間をかけて冷却することを特徴とするチタン粉末の製造方法。 Y=0.59X2 +10.1X+4.8 ................(1)但し、Xは原料チタン厚み(mm)Yは300°Cまでの所要時間(分)
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