特許
J-GLOBAL ID:200903020421934262

固定装置を有する液圧式車両ブレーキとそれを作動させるための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-504027
公開番号(公開出願番号):特表2001-510760
出願日: 1998年07月22日
公開日(公表日): 2001年08月07日
要約:
【要約】液圧式車両ブレーキ(10)が液圧室(16)を有し、ブレーキピストン(18)が密封されかつ軸線(A)に沿って摺動可能にこの液圧室内に収容されている。ブレーキピストン(18)は摩擦材に作用しかつ、液圧室(16)に導入される液圧によって作動位置に摺動可能であり、この作動位置においてブレーキピストンは摩擦材をロータ(ブレーキディスク、ブレーキドラム等)に押付ける。車両ブレーキ(10)が液圧式常用ブレーキとしてのその機能の他に固定ブレーキとしても利用することができるように、電動機(42)によって駆動され、ブレーキピストン(18)の軸線(A)と同軸なスピンドル・ナット配置(24)が設けられており、そのナット(30)は回動しないよう固定されており、かつスピンドル(26)の回転によって回転方向に依存して軸線(A)に沿って並進移動してブレーキピストン(18)に当接するかまたはブレーキピストン(18)から離れることができる。コンパクトで安価な構造を実現するために電動機(42)の出力軸(46)は軸線(A)から横方向で距離を置いて平行に延びて、ブレーキピストン(18)から離れた側で電動機(42)から進出している。更に、200:1オーダの減速比を有する減速機構(44)が電動機(42)とスピンドル(26)との間に介装されており、電動機(42)と減速機構(44)は別々に操作可能な副組立体(40)として実施されている。
請求項(抜粋):
液圧式車両ブレーキ(10)であって、ハウジング(12)とそのなかに配置されるブレーキピストン(18)とを有し、このブレーキピストンが摩擦材に作用し、かつブレーキピストン(18)と協動する液圧室(16)に導入可能な液圧によって作動位置に摺動可能であり、この作動位置においてブレーキピストンが摩擦材を車両ブレーキのロータに押付け、更に、電動機(42)によって駆動され、ブレーキピストン(18)の中心軸線(A)と同軸なスピンドル・ナット配置(24)を有し、このスピンドル・ナット配置がブレーキピストン(18)を作動位置で機械的に固定し、そのナット(30)が回動しないよう固定されており、かつスピンドル(26)の回転によって回転方向に依存して軸線(A)に沿って並進移動してブレーキピストン(18)に当接するかまたはブレーキピストン(18)から離れるようになったものにおいて、 電動機(42)の出力軸(46)が軸線(A)に平行に横方向の距離を置いて延びて、ブレーキピストン(18)から離れた側で電動機(42)から進出しており、 200:1オーダの減速比を有する減速機構(44)が電動機(42)とスピンドル(26)との間に介装されており、 電動機(42)と減速機構(44)が別々に操作可能な副組立体(40)として実施されていることを特徴とする液圧式車両ブレーキ。
IPC (3件):
B60T 13/74 ,  F16D 55/22 ,  F16D 65/18
FI (3件):
B60T 13/74 Z ,  F16D 55/22 Z ,  F16D 65/18 D
Fターム (20件):
3D048BB52 ,  3D048BB59 ,  3D048CC05 ,  3D048CC49 ,  3D048HH18 ,  3D048HH59 ,  3D048HH79 ,  3D048PP02 ,  3D048QQ04 ,  3D048QQ12 ,  3J058AA41 ,  3J058BA67 ,  3J058CC15 ,  3J058CC19 ,  3J058CC62 ,  3J058CC77 ,  3J058DB20 ,  3J058DB29 ,  3J058FA06 ,  3J058FA07
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平3-500918
  • ブレーキアクチユエータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-221872   出願人:曙ブレーキ工業株式会社, 株式会社曙ブレーキ中央技術研究所

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