特許
J-GLOBAL ID:200903020422163693

廃棄物処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-062284
公開番号(公開出願番号):特開平9-250727
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 主電源が停電しても熱分解ガスがそのまま外部へ排出されるの防ぐ。【解決手段】 廃棄物処理装置は、廃棄物aを加熱し熱分解ガスG1と熱分解残渣bを生成する熱分解反応器2と、熱分解残渣bを燃焼性成分dと不燃焼性成分cに分離する分離装置6と、熱分解ガスG1と燃焼性成分dを燃焼処理する燃焼溶融炉3と、燃焼溶融炉3に燃焼用空気eを押し込む押込送風機10及び燃焼排ガスG2を外部に排出する誘引送風機15とを備えている。そして、本発明では、熱分解反応器2のドラムを回転駆動するモータへの電力供給が停止した時、前記モータへの電力供給を主電源から非常用電源30に切り替えて、非常用電源30により前記モータを最小回転数で回転させるとともに、燃焼溶融炉3用のバーナ5、押込送風機10及び誘引送風機15の動作を停止させる制御手段31を設けている。
請求項(抜粋):
廃棄物を加熱して熱分解し、熱分解ガスと主として不揮発性成分からなる熱分解残渣とを生成する熱分解反応器と、前記熱分解ガスと熱分解残渣とを分離して排出する排出装置と、該排出装置から排出される熱分解残渣を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離する分離装置と、前記排出装置からの熱分解ガスと前記分離装置からの燃焼性成分とを燃焼させて溶融スラグと燃焼排ガスを生成する燃焼溶融炉と、該燃焼溶融炉内に空気を押し込む押込送風機と、前記燃焼溶融炉内の燃焼排ガスを外部に排出する誘引送風機と、前記燃焼溶融炉下部から滴下する溶融スラグを冷却して固化する冷却装置と、を備えてなり、前記燃焼溶融炉に補助空気供給手段を設け主電源停止時に前記補助空気供給手段により前記燃焼溶融炉内に補助空気を供給し該補助空気と燃焼溶融炉の残熱とにより熱分解ガスを燃焼させるようにしたことを特徴とする廃棄物処理装置。
IPC (3件):
F23G 5/44 ZAB ,  F23G 5/027 ZAB ,  F23J 1/00
FI (3件):
F23G 5/44 ZAB F ,  F23G 5/027 ZAB Z ,  F23J 1/00 B
引用特許:
審査官引用 (1件)

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