特許

J-GLOBAL ID：200903020422224188

鋼板の結晶粒度の評価方法及び評価装置

発明者： 岡本 正幸 ,  森川 博文 ,  田中 富三男
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 國分 孝悦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-326825
公開番号（公開出願番号）：特開平5-142168
出願日： 1991年11月15日
公開日（公表日）： 1993年06月08日
要約：

【要約】【目的】 製造工程において工程間を移動中の鋼板の結晶粒度を検出して評価すると共に、この評価結果を即座に工程制御部へフィードバックすることができるようにする。【構成】 X線ゴニオメータ4によって鋼板1表面に平行X線ビーム9を照射すると共にその回折X線10を検出し、その回折X線10を計数装置11によって計数し、その計数率の変動幅から鋼板1表面の結晶粒度を評価装置12によって評価し、その結晶粒度を表示装置13によって表示する。そして制御装置14によって、上記各装置4,11,12,13を自動的且つ連続的に作動させると共に、評価装置12による評価結果を工程制御部へフィードバックする。

請求項（抜粋）：

移動中の鋼板の複数位置に平行X線ビームを照射し、その鋼板の複数位置からの各回折X線を1秒以下の時定数で計数し、その計数率の変動幅と予め求められている結晶粒度に対する計数率の変動幅との関係を照合することにより、上記鋼板表面の結晶粒度を評価するようにした鋼板の結晶粒度の評価方法。