特許
J-GLOBAL ID:200903020434480678

変速機の歯打音防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-074702
公開番号(公開出願番号):特開平6-288461
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 フリクションダンパを設けて歯打音の発生を防止するようにした変速機に対して、フリクションダンパの摩耗を防止ないしは低減することができる有効な手段を提供する。【構成】 アイドル時においては、別体ジャーナル21がばね部材24によって内向きに強く付勢されてストッパ22に押し付けられ、このときフリクションダンパ25から出力ギヤ5にフリクショントルクが加えられ、出力ギヤ5からの歯打音の発生が防止される。他方、高速時等においては出力ギヤ5の回転数が高くなり、別体ジャーナル21が遠心力によってばね部材24の付勢力に抗してフリクションダンパ25から離間する方向に変位し、このときフリクションダンパ25のリップ部が別体ジャーナル21から離れる。したがって、フリクションダンパ25のリップ部に摩耗が発生せず、その耐久性が大幅に高められる。
請求項(抜粋):
変速機出力軸と一体回転する同期側部材の回転数と、変速機出力軸に遊嵌された被同期側部材の回転数とを変速に際して同期させる同期装置が設けられた歯車式の変速機の歯打音防止構造であって、同期側部材と被同期側部材との間に摩擦力を生じさせて被同期側部材からの歯打音の発生を防止する摩擦部材と、被同期側部材の回転数の上昇に伴って上記摩擦力を減少させる摩擦力低減手段とが設けられていることを特徴とする変速機の歯打音防止構造。
IPC (3件):
F16H 55/14 ,  F16D 23/06 ,  F16H 3/12

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