特許
J-GLOBAL ID:200903020435376327

エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物系樹脂組成物および該組成物の層を含む共押出積層体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大石 征郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-164013
公開番号(公開出願番号):特開平6-345920
出願日: 1993年06月08日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物とポリアミド系樹脂とからなる樹脂組成物をたとえばナイロン-6と非晶性ポリアミドとのブレンド物と共押出するような使い方をするときであっても、ゲルの発生や経時増粘を有効に防止できる樹脂組成物を提供すること、およびその樹脂組成物を用いた共押出積層体を提供することを目的とする。【構成】 エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物(A) 、カプロアミドを主たる成分とする脂肪族ポリアミドを末端調整剤を使用して末端調整した末端調整ポリアミド系樹脂(B) 、ヒンダードフェノール系化合物(C) 、および脂肪族カルボン酸アルカリ土類金属塩(D) からなる樹脂組成物である。(A) と(B) との割合が重量比で70:30〜96:4で、(A) と(B) との合計量に対する(C) の割合は 0.1〜1重量%、(A) と(B) との合計量に対する(D) の割合は金属換算で 0.5〜15μmol/g である。
請求項(抜粋):
エチレン含量20〜60モル%、酢酸ビニル単位のケン化度90モル%以上のエチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物(A) 、カプロアミドを主たる構成単位とし、メチレン基数とアミド基数の比が5.20≦CH<SB>2</SB>/NHCO≦6.50を満足する脂肪族ポリアミドで、かつ末端調整剤を使用して末端カルボキシル基含有量[X] および末端アミノ基含有量[Y] が[Y]<[X] + 5(ただし、[X], [Y]の単位はμeq/g・ポリマー)を満足するように調整してなる末端調整ポリアミド系樹脂(B) 、ヒンダードフェノール系化合物(C) 、および脂肪族カルボン酸アルカリ土類金属塩(D) からなり、(A) と(B) との割合が重量比で70:30〜96:4で、(A) と(B) との合計量に対する(C) の割合が 0.1〜1重量%で、(A) と(B) との合計量に対する(D) の割合が金属換算で 0.5〜15μmol/g であることを特徴とするエチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物系樹脂組成物。
IPC (8件):
C08L 23/26 LDM ,  B29C 47/06 ,  B32B 27/08 ,  C08K 5/09 ,  C08K 5/13 ,  C08L 29/04 ,  C08L 77/00 LQS ,  B29K 29:00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-178447

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