特許
J-GLOBAL ID:200903020435402212

2次元順序フイルタ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小杉 佳男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-286075
公開番号(公開出願番号):特開平5-128253
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、行方向および列方向にそれぞれ多数並ぶ多数の画素から構成される2次元画像上の、行方向、列方向にそれぞれ複数個並ぶ画素から構成される領域内の各画素にそれぞれ対応する各画素データを画素値順に並べた際に最大値側もしくは最小値側から所定の順位にある画素データを選択する操作を、上記領域を順次移動しながら2次元画像上の全域に亘って行なう2次元順序フィルタ回路に関し、小さな回路規模で実現されるとともに所望とするデータを正しく検出することのできる2次元順序フィルタ回路を提供する。【構成】 1次元ソータ回路により各画素データを画素値順に並べ換えてラッチしておき、最大値検出回路ないし最小値検出回路により最大値ないし最小値を検出してその最大値ないし最小値を、カウンタでカウントしながらシフト回路により必要回数だけ押し出す。
請求項(抜粋):
行方向および列方向にそれぞれ多数並ぶ多数の画素から構成される2次元画像上の、行方向にN1個、列方向にN2個並ぶN1×N2個の画素から構成される領域内の各画素にそれぞれ対応する各画素データを画素値順に最大値側から並べた際に該最大値から所定の順位にある画素データを選択する操作を、前記領域を順次移動しながら前記2次元画像上の全域に亘って行なう2次元順序フィルタ回路において、前記領域内の、行方向に1個、列方向にN2個並ぶN2個の画素からなる部分領域内の各画素に対応する各画素データを画素値順に並べ換える操作を該各部分領域毎に順次行なう1次元ソータ回路と、該1次元ソータ回路により画素値順に並べられた前記各部分領域に対応するN2個の画素データを画素値順に記憶しておく、前記各部分領域毎に備えられたN1個のラッチ回路と、該N1個のラッチ回路に記憶された画素データの、該各ラッチ回路毎の最大値どおしを比較してこれらN1個の最大値中の最大値を検出する最大値検出回路と、該最大値検出回路で検出された最大値を有する画素データが記憶されたラッチ回路に記憶されているN2個の画素データを、大きな画素値を有する画素データ側に1つずつシフトして該ラッチ回路に記憶された画素データ中の最小値を有する画素データの後段に画素データ中の最小値を有するデータもしくは画素データと区別される値を有するデータを記憶させる、前記N1個のラッチ回路のそれぞれに付随して備えられたN1個のシフト回路と、前記最大値検出回路において最大値を検出し前記シフト回路において画素データをシフトするルーチンの回数をカウントするカウンタとを備えたことを特徴とする2次元順序フィルタ回路。
IPC (2件):
G06F 15/68 400 ,  H04N 5/14
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-184587
  • 特開平1-288920

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