特許
J-GLOBAL ID:200903020437446934

ソレノイド弁におけるエアギヤツプ調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-172578
公開番号(公開出願番号):特開平5-018473
出願日: 1991年07月12日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】〔目的〕各部品の寸法測定を不要として固定コアおよびプランジャ間のエアギャップを常に一定に調整可能とする。〔構成〕固定コア29およびプランジャ39間、ならびに該プランジャ39およびストッパ37間の少なくとも一方に厚みの総和がエアギャップとなる仮スペーサ56,57を介装して第2ケース部材5を第1ケース部材4に仮に結合しておき、連通路35に流体を流通させた状態で第1ケース部材4に弁座部材18を圧入するとともに弁体43の弁座部材18への着座に伴う連通路35の流体流通停止に応じて弁座部材18の圧入を停止して弁座部材18の第1ケース部材4への固定位置を定め、次いで仮スペーサ56,57を取出した後に、組立作業を行なう。
請求項(抜粋):
第1ケース部材(4)と、第1ケース部材(4)に結合される第2ケース部材(5)とでケーシング(C)が構成され、第1ケース部材(4)には弁座部材(18)および固定コア(29)が同軸上にしてそれぞれ固定され、固定コア(29)と、該固定コア(29)に関して弁座部材(18)とは反対側で固定コア(29)と同軸に配置されるとともに第2ケース部材(5)で固定コア(29)から離隔する側の位置が規制されるストッパ(37)との間には、固定コア(29)との間に介設される戻しばね(40)で前記ストッパ(37)側に付勢されるプランジャ(39)が軸方向移動可能に配置され、該プランジャ(39)に同軸に結合されて固定コア(29)を移動自在に貫通する弁軸(42)の端部には弁座部材(18)に着座可能な弁体(43)が設けられ、固定コア(29)および弁座部材(18)間に形成される弁室(33)に通じる連通路(35)が第1ケース部材(4)に設けられるソレノイド弁において、弁体(43)が弁座部材(18)から離反した開弁状態での固定コア(29)およびプランジャ(39)間のエアギャップ(L)を調整するにあたって、第1ケース部材(4)に固定された固定コア(29)およびプランジャ(39)間、ならびに該プランジャ(39)およびストッパ(37)間の少なくとも一方に厚みの総和が前記エアギャップ(L)となる仮スペーサ(56,57)を介装するとともに前記ストッパ(37)を受ける第2ケース部材(5)を第1ケース部材(4)に仮に結合しておき、第1ケース部材(4)の連通路(35)に流体を流通させた状態でプランジャ(39)とは反対側から固定コア(29)に向けて第1ケース部材(4)に弁座部材(18)を圧入するとともに前記弁体(43)の弁座部材(18)への着座に伴う連通路(35)の流体流通停止に応じて弁座部材(18)の圧入を停止して弁座部材(18)の第1ケース部材(4)への固定位置を定め、次いで第1および第2ケース部材(4,5)を相互に分離して仮スペーサ(56,57)を取出し、戻しばね(40)、プランジャ(39)およびストッパ(37)を再度組付けた後に第1および第2ケース部材(4,5)を相互に結合することを特徴とするソレノイド弁におけるエアギャップ調整方法。
IPC (2件):
F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06

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