特許
J-GLOBAL ID:200903020438507856

モータの起動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶原 康稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-235455
公開番号(公開出願番号):特開平7-067379
出願日: 1993年08月26日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 電源電圧や巻線の変更を行うことなく、モータの起動を良好に行う。【構成】 スピンドルモータ22は、120度駆動回路16のシーケンスによって120度通電で起動される。この起動によってスピンドルモータ22が良好に回転し、巻線U,V,Wから逆起電圧が発生すると、位置信号生成回路24から位置信号が出力され、これに基づいて動作を開始した120度駆動回路18のシーケンスによって駆動回路20が駆動される。しかし、位置信号が得られない場合は、カウンタ32による所定カウント後、モータ制御部10によってSWAが切り換えられ、180駆動回路14による180度通電の起動動作が行われる。180度通電は120度通電と比較して33%トルクが高いので、良好に起動されるようになる。
請求項(抜粋):
モータの各巻線に通電を行う複数のスイッチング素子を含む駆動手段と、回転位置情報を得る位置情報検出手段と、初期駆動信号に基づいて前記スイッチング素子を120度通電のシーケンスで駆動する第1の駆動シーケンス手段と、初期駆動信号に基づいて前記スイッチング素子を180度通電のシーケンスで駆動する第2の駆動シーケンス手段と、前記回転位置情報が検出されたときに、その情報に基づいて前記スイッチング素子を120度通電のシーケンスで駆動する第3の駆動シーケンス手段と、前記第1の駆動シーケンス手段によって所定時間内にモータを起動できなかったときに、前記第2の駆動シーケンスによるモータの起動を行う切換手段とを備えたことを特徴とするモータの起動制御装置。

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