特許
J-GLOBAL ID:200903020443766479

アプリケーション実行方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢島 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-340529
公開番号(公開出願番号):特開平10-171662
出願日: 1996年12月05日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】本発明の目的は、アプリケーションを構成するプログラム情報を格納する複数のファイルをリモート計算機からローカル計算機にダウンロードして実行するシステムにおいて、ファイルダウンロードにおけるユーザの待ち時間を削減することである。【解決手段】特定のファイルのプログラムを実行中に別のファイルが必要になったとき、該ファイルがローカル計算機のファイルシステムに存在しなければ、リモート計算機のファイルシステムからローカル計算機のファイルシステムに該ファイルをダウンロードする処理を行った後、ローカル計算機のファイルシステムにある該ファイルをメモリ中に読み込んで実行する処理と、その処理と並行して行われる処理で、ファイルダウンロードの優先順位を記述する優先順位情報を参照し、その優先順序に基づいて、リモート計算機上のファイルシステムからローカル計算機上のファイルシステムにダウンローデングを行うダウンロード処理を行うようにする。
請求項(抜粋):
複数のファイルから構成されるアプリケーション・プログラムをファイルシステム上に保持するリモート計算機から、前記アプリケーション・プログラムを構成するファイル群をローカル計算機上のファイルシステムにダウンロードし、前記ローカル計算機上で前記ダウンロードしたファイルを内部記憶装置上に格納し、内部記憶装置上に格納したプログラムを解釈して実行するアプリケーション実行方法において、アプリケーションを実行するのに必要なファイルがローカル計算機のファイルシステムに存在するか否かを判定する第1の処理ステップと、前記第1の処理ステップによりローカル計算機中のファイルシステムに前記ファイルが存在しないことが判明した場合、リモート計算機のファイルシステムからローカル計算機のファイルシステムに前記ファイルをダウンロードする第2の処理ステップと、前記ファイルをダウンロードしたことを管理する第3の処理ステップと、前記ファイルをローカル計算機の内部記憶装置に格納するとともに、前記ファイルを内部記憶装置に格納したことを管理する第4の処理ステップと、前記アプリケーションを構成する複数のファイルのダウンロード処理の優先順位を表す優先順位情報をアプリケーションを構成するファイルの1つ中に含め、前記アプリケーションの実行前に、前記優先順位情報を含むファイルをローカル計算機にダウンロードし、ダウンロードした前記優先順位情報を用いてアプリケーション構成ファイルのダウンロードの優先順位を記述した優先順位テーブルを作成する第5の処理ステップと、前記第1、第2、第3、および第4の処理ステップと並行して行われる処理であって、前記優先順位テーブルを参照し、その優先順位の順にリモート計算機上のファイルシステムからローカル計算機上のファイルシステムにファイルをダウンロードし、ダウンロードしたファイルを管理する第6の処理ステップとを備えたことを特徴とするアプリケーション実行方法。
IPC (2件):
G06F 9/445 ,  G06F 13/00 351
FI (2件):
G06F 9/06 420 J ,  G06F 13/00 351 H

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