特許
J-GLOBAL ID:200903020444662499

直動案内軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-166900
公開番号(公開出願番号):特開2000-304046
出願日: 1999年06月14日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】ボールの間にセパレータを介装し、作動性向上や低騒音化を図る。【解決手段】セパレータ4の形状は略円柱状又は略円筒状のものとし、その軸線Lを、ボール3の中心点Oを結ぶ直線に一致させ、セパレータ4の軸線方向両端の凹面部の外周部がボール3の球面に接触するような凹部形状とする。セパレータ4の外径寸法は、曲線軌道に沿ってボール3が移動しているときに、何れかのボール3を挟んで隣合うセパレータ4の軸線方向両端の凹面部上の当該ボール3の球面に接触している曲線軌道上において、最も外側となる点A同士を直線Sで結び、この直線Sが、当該隣合うセパレータ4同士に挟まれたボール3の中心点Oを通るときのセパレータ4の外形寸法を最小外径寸法DMIN とし、ボールのはみ出しを防止する。また、最大外径寸法DMAX は、セパレータ4の外周部が内側案内部材2に接触する外形寸法としてボール3の安定化を図る。
請求項(抜粋):
案内用のボールが案内部材によって規制された曲線軌道に沿って移動する部分を有し、隣合うボールの中心点同士を結ぶ直線と略円柱状又は略円筒状のセパレータの軸線とが平行又は一致するようにして、隣合うボール同士の間にセパレータを介装し、少なくともセパレータの軸線方向両端の凹面部が、夫々、隣合うボールの球面に接触するようにした直動案内軸受装置において、前記曲線軌道に沿ってボールが移動しているときに、前記セパレータの軸線を、当該セパレータを挟んで隣合うボールの中心点同士を結ぶ直線に一致させ、且つ前記曲線軌道に沿ってボールが移動しているときに、何れかのボールを挟んで隣合うセパレータの軸線方向両端の凹面部上の、当該ボールの球面に接触している前記曲線軌道の最も外側となる点同士を直線で結び、この直線が、当該隣合うセパレータ同士に挟まれたボールの中心点を通るときの、前記最も外側となる点から前記隣合うボールの中心点同士を結ぶ直線までの距離を半径とするセパレータの外径寸法を当該セパレータの外形寸法の最小とし、当該セパレータの外周が前記案内部材に接触するときのセパレータの外径寸法を当該セパレータの外径寸法の最大としたことを特徴とする直動案内軸受装置。
Fターム (9件):
3J104AA03 ,  3J104AA19 ,  3J104AA23 ,  3J104AA64 ,  3J104AA69 ,  3J104AA74 ,  3J104AA76 ,  3J104BA13 ,  3J104DA02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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