特許
J-GLOBAL ID:200903020447169980

車高調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-251630
公開番号(公開出願番号):特開平10-095219
出願日: 1996年09月24日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】別途ポンプを用いることなく車高調整を行う場合に、目標車高を任意に設定して車高制御を電子制御によって行えるようにする。【解決手段】ピストンロッド3内に、シリンダ2と一体のポンプロッド23を嵌合させることにより、ポンプ室24が形成される。ポンプ室24の吐出側が高圧液室としての室4aに接続され、ポンプ室24の吸い込み側が、通路31を介して低圧アキュムレ-タ(ACC)21に接続される。室4aが、バイパス弁34を有するバイパス通路33を介してACC21と接続されている。通路31には、バイパス通路33よりもACC21側において、遮断弁35が接続されている。弁34を閉じかつ弁35を開くことにより、シリンダ装置1の伸縮に起因するポンプ室24のポンピング作用によって、ACC21からの作動液が室4aに供給されて、車高上昇される。弁34および35を共に開くことにより、室4aからACC21へ作動液が開放されて、車高低下される。弁34を開くと共に弁35を閉じることにより、車高が維持される。
請求項(抜粋):
ばね上重量とばね下重量との間に架設されたシリンダ装置のピストンロッド内に、該シリンダ装置の伸縮に応じて容積変化されるポンプ室が形成され、該ポンプ室のポンプ作用によって該ポンプ室に接続された低圧のアキュムレ-タからシリンダ装置内の高圧液室へと作動液を吸引して車高上昇させるようにした車高調整装置において、前記ポンプ室をバイパスして前記高圧液室とアキュムレ-タとを連通させるバイパス通路と、前記バイパス通路を開閉するバイパス弁と、前記バイパス通路よりも前記アキュムレ-タ側に設けられ、該アキュムレ-タを前記ポンプ室およびバイパス通路に対して遮断する遮断弁と、車高を検出する車高検出手段と、前記車高検出手段で検出される実際の車高が目標車高となるように、前記バイパス弁および遮断弁を制御する車高制御手段と、を備えていることを特徴とする車高調整装置。
IPC (4件):
B60G 17/08 ,  B60G 17/015 ,  F16F 9/46 ,  F16F 9/50
FI (4件):
B60G 17/08 ,  B60G 17/015 Z ,  F16F 9/46 ,  F16F 9/50

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