特許
J-GLOBAL ID:200903020452388371

可溶化身体サンプルにおける新形成疾患を検出するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 秀策 ,  安村 高明 ,  森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-524363
公開番号(公開出願番号):特表2007-503208
出願日: 2004年08月20日
公開日(公表日): 2007年02月22日
要約:
本発明は可溶化身体サンプルから、新生物性障害(例えば、癌およびその前駆段階(特に、呼吸器、泌尿器系、生殖管の癌、HPV感染関連の癌、肛門性器管の癌))の早期の診断のための方法に関する。上記目的のためのキット並びにインビトロ診断用デバイスの開発もまた、本発明の一側面である。ここで上記開発は、細胞保存培地中の保存細胞として提供される身体サンプルを使用して行われ、そしてその保存細胞は液体ベースの細胞学的プロセスのような細胞学的検査プロセスにて使用することを意図され、調製される。液体ベースの細胞学的プロセスのためのサンプル(以下LBCサンプルと呼ぶ)は適切な溶解培地中で可溶化され、生化学的非細胞ベースの分析に基づいて可溶化身体サンプルから医学が関係する状態を検出するためのキットならびにインビトロ診断用デバイスを開発するために使用される。
請求項(抜粋):
ヒト被験体の可溶化身体サンプルから新生物性障害を検出するための方法であって、該方法は、以下の工程: (a)ヒト被験体から身体サンプルを得る工程、 (b)溶解培地中でヒト被験体の身体サンプルを可溶化する工程、 (c)該可溶化身体サンプル中の、 i)p16INK4a、p13.5、p14、p15INK4b、p18INK4c、p19INK4d、p21WAF1/CIP1、p27KIP1からなる群より選択されるサイクリン依存性キナーゼインヒビター; ii)細胞周期調節タンパク質p14ARF; を含む群から選択されるマーカー分子の過剰発現を決定する工程であって、該工程は、ヒト被験体の該可溶化身体サンプル中のp16INK4a、p13.5、p14、p15INK4b、p18INK4c、p19INK4d、p21WAF1/CIP1、p27KIP1からなる群より選択される該サイクリン依存性キナーゼインヒビターまたは該細胞周期調節タンパク質p14ARFのレベルを、可溶化された健康なヒト身体サンプル中に存在するレベルと比較することによって、決定する工程、 を包含する、方法。
IPC (6件):
C12Q 1/68 ,  G01N 33/574 ,  G01N 33/53 ,  C12N 15/09 ,  C12M 1/00 ,  C07K 16/32
FI (8件):
C12Q1/68 A ,  G01N33/574 A ,  G01N33/574 C ,  G01N33/53 M ,  C12N15/00 A ,  C12N15/00 F ,  C12M1/00 A ,  C07K16/32
Fターム (27件):
4B024AA12 ,  4B024AA19 ,  4B024CA04 ,  4B024CA09 ,  4B024HA12 ,  4B024HA15 ,  4B029AA07 ,  4B029AA23 ,  4B029BB20 ,  4B029CC03 ,  4B029FA15 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ03 ,  4B063QQ43 ,  4B063QR08 ,  4B063QR33 ,  4B063QR56 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QS39 ,  4B063QX02 ,  4H045AA11 ,  4H045AA30 ,  4H045CA40 ,  4H045DA75 ,  4H045EA51 ,  4H045FA71
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (3件)

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