特許
J-GLOBAL ID:200903020455871286

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-216106
公開番号(公開出願番号):特開平10-047264
出願日: 1996年07月29日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 旋回スクロールからのスラスト方向の荷重を受承し、旋回スクロールの旋回動作を長期に亘って安定させる。【解決手段】 ケーシング1と旋回スクロール7の背面との間にスライダ16を摺動可能に配設し、ケーシング1側の各Y軸ガイド15によってスライダ16をY軸方向に摺動変位させ、旋回スクロール7側の各X軸ガイド14によってスライダ16に対して旋回スクロール7をX軸方向に摺動変位させる。そして、スライダ16の各貫通穴16Cには各球体17を収容し、ケーシング1側の各支持体12と旋回スクロール7とにそれぞれ設けた各支承板19,21間で各球体17を転動させる。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシングに一体的に設けられた固定スクロールと、基端側が前記ケーシングに回転可能に支持され先端側がクランクとなった駆動軸と、該駆動軸のクランクに旋回可能に設けられ前記固定スクロールとの間に複数の圧縮室を画成する旋回スクロールと、該旋回スクロールの自転を防止する自転防止機構とからなるスクロール式流体機械において、前記ケーシングと旋回スクロールの背面側との間に摺動可能に配設され、該旋回スクロールの周方向に離間してスラスト方向に延びる複数の貫通穴が穿設されたスライダと、該スライダの各貫通穴内に挿入され、前記旋回スクロールからのスラスト方向の荷重を受承するように前記ケ-シング側と旋回スクロールの背面側とに転動可能に接触する転動子とを備え、前記ケーシング側と旋回スクロールの背面側には、該各転動子が接触する部位にそれぞれ第1,第2の耐摩耗部を設ける構成としたことを特徴としたスクロール式流体機械。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 29/00
FI (2件):
F04C 18/02 311 D ,  F04C 29/00 E

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