特許
J-GLOBAL ID:200903020458094264

回転電気機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-075603
公開番号(公開出願番号):特開2000-270502
出願日: 1999年03月19日
公開日(公表日): 2000年09月29日
要約:
【要約】【課題】主磁束によって固定子用構造体に発生する損失の低減および電機子コイルの冷却に関する熱抵抗の低減を図った回転電気機械を提供する。【解決手段】回転電気機械(電動発電機)1は、従来例に対し、円筒状に形成された磁性構造体22を追加して備えた固定子2を用いるようにしている。固定子2が持つコイル支持部21は、内周部の径が磁性構造体22の外径に対応するように設定されていることのみが従来例のコイル支持部と異なっている。磁性構造体22は、円環状に形成されたけい素鋼板をその板厚方向に積層することによって円筒状に形成されており、その内径は、従来例のコイル支持部の内周部の径と同一である。また、磁性構造体22の幅寸法Wは、この部位に存在している主磁束Φを磁性構造体22内に通流させることができるように設定されている。
請求項(抜粋):
永久磁石製の磁極を有して真空状態の雰囲気内に配設される回転子と、磁極で生成された主磁束が鎖交されるように配置された電機子コイルを有するコアレス構造の固定子と、固定子を保持する固定子用構造体とを備えた回転電気機械において、固定子用構造体は、固定子を保持する部位に固定子で発生した熱を除去する冷却部が形成されており、固定子は、電機子コイルを支持する電気絶縁材製のコイル支持部と、このコイル支持部と冷却部が形成された部位の固定子用構造体との間に配設され,磁極で生成された主磁束を固定子用構造体に対してバイパスする強磁性材製の磁性構造体とを有することを特徴とする回転電気機械。
Fターム (3件):
5H002AA03 ,  5H002AA10 ,  5H002AB06

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