特許
J-GLOBAL ID:200903020460566971

直流アーク炉の電極長さ監視方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 春季 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-112371
公開番号(公開出願番号):特開平6-300450
出願日: 1993年04月16日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】 電気炉の操業に必要な電気炉付属の機器を使用することで特別な検出器及び電源装置等が必要なく、制御機器も非常に簡素化が計れ、コストも安価でかつ正確に電極長さ、溶鋼湯面高さを監視可能とする。【構成】 出鋼前の溶鋼湯面でアークの初期点弧時の上部電極先端の高さ位置を出鋼前の湯面高さ位置とみなし、該位置を電極支持アーム高さ位置として測定演算し、次に、炉外の電極測定用台座上面高さ位置に上部電極先端を接触させ、このときの高さ位置を同様に電極支持アーム高さ位置として測定演算し、基準電極長さを演算し、次に、出鋼前の湯面高さ位置を演算し、この時の位置関係を記憶し、次に、出鋼量と装入するスクラップの量から溶鋼湯面の高さ変動量を演算補正し、操業中の上部電極支持アーム高さ位置の動きを測定し、操業中の電極長さを演算する。同様にしてこの手順を繰り返し行い電極長さを演算監視する。
請求項(抜粋):
操業中の直流アーク炉の上部電極長さを連続的に測定し監視する方法において、出鋼前の溶鋼湯面でアーク炉の初期点弧時の上部電極先端の高さ位置を出鋼前の湯面高さ位置とみなし、該位置を上部電極支持アーム高さ位置(D)として測定演算し、次に、炉外の電極測定用台座上面高さ位置(C)に上部電極先端を接触させ、このときの高さ位置を同様に上部電極支持アーム高さ位置(B)として測定演算し、基準電極長さ(Lc)を下式より演算し、次に、出鋼前の湯面高さ位置(E)を下式より演算し、この時の位置関係を記憶し、次に、出鋼量と装入するスクラップの量から溶鋼湯面の高さ変動量を演算補正し、操業中の上部電極支持アーム高さ位置(F)の動きを測定することで、操業中の電極長さ(Lz)を下式より演算し、同様にしてこの手順を繰り返し行うことを特徴とする直流アーク炉の電極長さ監視方法。演算式基準電極長さ(Lc)=高さ位置(B)-高さ位置(C)。出鋼前の湯面高さ位置(E)=高さ位置(D)-基準電極長さ(Lc)。操業中の電極長さ(Lz)=高さ位置(F)-補正した湯面高さ位置(E)。
IPC (4件):
F27B 3/08 ,  F27B 3/28 ,  F27D 11/08 ,  F27D 21/00

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