特許
J-GLOBAL ID:200903020460575075

多数の試料を検定するための自動化システムに含まれているインキュベータモジュールの性能をモニタする方法およびこの方法で使用するのに適したキット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-503667
公開番号(公開出願番号):特表平10-502451
出願日: 1995年06月29日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】たとえば、多数のマイクロタイタプレート内で多数の試料を検定するため、所望により多数の同時検定のために、自動化システムに含まれ、多数の試料を定められた温度でイキュベートする(たとえば、マイクロタイタプレートをイキュベートするため)ための適当なインキュベータモジュールの性能をモニタするための方法およびキット。
請求項(抜粋):
多数の試料をある定められた温度で同時にイキュベートするため(たとえば、マイクロタイタプレートをイキュベートするため)に適当であり、かつ希望により、たとえば、多数のマイクロタイタプレート内で、多数の同時検定で多数の試料を検定するための自動化システムに含まれているインキュベータモジュールの性能をモニタする方法であって、1)少なくとも二つの異なる波長λ1およびλ2における温度依存溶液の吸光度を光度計(phot2)で測定し、温度依存溶液の吸光度をインキュベーションの場所とは異なる場所で、インキュベーションの後の時刻に決定し、前記温度依存溶液は温度に依存するpHを持つ緩衝剤とpHに結び付けられた吸光度スペクトルを持つ酸をベースとする指示薬とを含み、δA/δTが、一つの波長に対して正で、他の波長に対して負であるように前記波長を選択し、前記測定により吸光度値Atest,phot2,λ1とAtest,phot2,λ2が得られ、Atest,phot2,λ1は、波長λ1における温度依存溶液(test)について光度計(phot2)で決定した吸光度(A)を示し、Atest,phot2,λ2は、波長λ2における温度依存溶液(test)について光度計(phot2)で決定した吸光度(A)を示すステップと、2)ステップ1)におけるデータをデータファイルに保存するステップと、3)ステップ1)の二つの波長λ1およびλ2に対する温度独立の較正溶液の吸光度を光度計(phot2)で測定し、温度独立の前記較正溶液は定められた温度における温度依存溶液の吸光度スペクトルと同じ吸光度スペクトルを示し、前記測定により吸光度値Acal,phot2,λ1とAcal,phot2,λ2が得られ、Acal,phot2,λ1は、波長λ1における温度独立の較正溶液(cal)について光度計(phot2)で決定した吸光度(A)を示し、Acal,phot2,λ2は、波長λ2における温度独立の較正溶液(cal)について光度計(phot2)で決定した吸光度(A)を示すステップと、4)ステップ3)におけるデータをデータファイルに保存するステップと、5)保存したデータと式 ln(Atest,phot2,λ1/Atest,phot2,λ2)=α′′+ β′T を用いて温度依存溶液の実際の温度Tを計算し、α′′=α′-ln(Acal,phot1,λ1/Acal,phot1,λ2)+α′ln(Acal,phot2,λ1/Acal,phot2,λ2)で、α′-ln(Acal,photl,λ1/Acal,phot1,λ2)の値は、あらかじめ決めおくか、あるいはステップ1)の、二つの波長λ1およびλ2に対して温度独立の較正溶液を他の光度計(phot1)で吸光度を測定することにより得ることができ、それによりAcal,phot1,λ1とAcal,phot1,λ2を得、Acal,phot1,λ1は、波長λ1における温度独立の較正溶液(ca1)について他の光度計(phot1)で決定した吸光度(A)を示し、Acal,phot1,λ2は、波長λ2における温度独立の較正溶液(cal)について他の光度計(phot1)で決定した吸光度(A)を示し、そのステップ5)データをデータファイルに保存し、かつ、温度依存溶液についてステップ1)の異なる二つの波長λ1およびλ2に対して吸光度および温度を他の光度計(phot1)で測定することにより、既知の温度における吸光度値Atest,phot1,λ1とAtest,photl,λ2を式In(Aλ1/Aλ2)=α′+β′Tを用いて、α′とβ′を計算することにより得て、このデータをデータファイルに保持するステップと、6)モジュール内でインキュベートされている温度依存溶液の修正した温度および修正した温度分布を確かめるために、モジュールが設定されている定められた温度と比較するステップを備えるインキュベータモジュールの性能をモニタする方法。
IPC (5件):
G01N 35/00 ,  G01J 5/58 ,  G01K 13/02 ,  G01N 21/27 ,  G01N 21/75
FI (5件):
G01N 35/00 F ,  G01J 5/58 ,  G01K 13/02 ,  G01N 21/27 Z ,  G01N 21/75 B

前のページに戻る