特許
J-GLOBAL ID:200903020484804318

動力伝達構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-127322
公開番号(公開出願番号):特開平10-318282
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】動力伝達構造の回転軸方向への小型化に貢献すると共に、巻きバネ手段に隣接配置されるスリーブ状要素の移動を継続的に規制する。【解決手段】駆動力受承体としてのブッシュ11は、回転軸7の突出端部7aに螺合される。このブッシュ11は、回転軸7との螺合部11aと、それよりも内径が大きく形成されると共に前端側(図左側)に開口した略円環状のフランジ部11bとを有している。ブッシュ11の外周面には、樹脂スリーブ13がインサート成形され、更にその周囲には、プーリ9からブッシュ11への自己調節的な動力伝達に関与する巻き締めバネ14が配設されている。樹脂スリーブ13の前端部近傍には、前記フランジ部11bとの間で凹凸による係止関係が築かれており、これにより、樹脂スリーブ13の前方向への移動が規制されている。
請求項(抜粋):
駆動源側にある駆動力伝承体と、被駆動側機器に設けられた駆動力受承体と、前記駆動力伝承体と前記駆動力受承体との間に設けられ、被駆動側機器に生じた過負荷の影響が駆動源側に波及するのを防止可能な巻きバネ手段と、前記巻きバネ手段と摩擦接触すべく、前記駆動力伝承体と前記駆動力受承体との間に介装され、かつ、これらによって外端部が遮蔽されていないスリーブ状要素とを備え、駆動源から被駆動側機器への自己調節的な動力伝達を可能とする動力伝達構造において、前記巻きバネ手段との摩擦接触に伴って前記スリーブ状要素がその軸方向に移動するのを規制するために、前記スリーブ状要素の外端部以外の部位との係止関係を生ずる移動規制手段を設けたことを特徴とする動力伝達構造。
IPC (3件):
F16D 7/02 ,  F16H 35/10 ,  F04B 35/00
FI (3件):
F16D 7/02 F ,  F16H 35/10 D ,  F04B 35/00 B

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