特許
J-GLOBAL ID:200903020491752684

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-133380
公開番号(公開出願番号):特開平8-086551
出願日: 1995年05月31日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 複数の発熱体を効率良く冷却できる沸騰冷却装置を提供すること。【構成】 冷媒槽2は、2枚の薄肉部材6、7を接合して偏平形状に設けられ、横幅方向に3分割された冷媒室8〜10(第1冷媒室8、第2冷媒室9、第3冷媒室10)と、各冷媒室8〜10の下端側を連通する連通通路11とが形成されて、内部にフロロカーボン系の冷媒が封入されている。冷媒槽2を形成する一方の薄肉部材6は、平坦な外壁面が発熱体の取付平面6aとして設けられて、その取付平面6aに各発熱体が取付用ボルトにより固定されている。発熱体は、走行時に発熱する走行用インバータ、DC-DCコンバータ、エアコン用インバータ、および非走行時のバッテリ充電時に発熱する充電器である。
請求項(抜粋):
駆動することにより熱を発生する第1発熱体と、この第1発熱体と異なるタイミングで駆動するとともに、駆動することにより熱を発生する第2発熱体と、外部に前記第1発熱体が取り付けられる第1取付平面および前記第2発熱体が取り付けられる第2取付平面を有し、内部の前記第1取付平面裏面に第1領域および前記第2取付平面裏面に第2領域を有する冷媒槽と、この冷媒槽内に封入され、前記第1発熱体および前記第2発熱体がそれぞれ発生した熱を吸収して気化する冷媒と、前記冷媒槽内の前記第1領域と前記第2領域との間に形成され、前記第1領域と前記第2領域との間の前記冷媒の相互移動を抑制する抑制手段と、この抑制手段の下部の前記冷媒槽内に少なくとも形成され、前記第1領域と前記第2領域とを連通させる連通通路と、一方の開口面が前記冷媒槽に取り付けられ、前記気化した冷媒を冷却液化させて前記冷媒槽に戻す放熱部とを備えた沸騰冷却装置。
IPC (2件):
F25D 9/00 ,  H01L 23/427

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