特許
J-GLOBAL ID:200903020504605678

車両用前照灯装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285215
公開番号(公開出願番号):特開平7-137574
出願日: 1993年11月15日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 走行中の自車両のドライバーが障害物を認知できるように車両前方を配光制御する。【構成】 TVカメラで撮像されたイメージへの領域設定処理がなされて(200)、次に障害物検出処理を実行した後に障害物の有無が判断される(202、204)。障害物が無のとき視認性向上及びグレア防止する通常の配光制御をする(214)。一方、障害物が有のとき、障害物の上端を計測する(206)。次に、現在のシェードの位置によるカットラインの位置を記憶し(208)、障害物の上端がカットラインの近傍に有るか否かを判断することにより、通常の配光制御で可能か否かを判断する(210)。否定判断の場合には、障害物を照射する配光制御を実行する(212)。このように、障害物を照射する配光が優先され、ドライバーは確実に歩行者等の障害物を認知できる。
請求項(抜粋):
明るさ、照射方向及び照射範囲の少なくとも一つが変更可能なヘッドランプを有する車両が進行する進行路を含む画像を検出する画像検出手段と、前記画像検出手段で検出された画像に基づいて、前記進行路の形状を抽出しかつ、該画像上に障害物を検出するための障害物検出領域を設定する画像処理手段と、前記障害物検出領域内において障害物の有無を検出すると共に検出された該障害物の上端付近を検出する障害物検出手段と、前記障害物検出手段により障害物が検出された場合には前記ヘッドランプの光により障害物の略上端より下方を照射するための前記ヘッドランプの明るさ、照射方向及び照射範囲の少なくとも一つを演算する配光演算手段と、前記配光演算演算手段の演算結果に基づいて前記ヘッドランプの明るさ、照射方向及び照射範囲の少なくとも一つを制御する制御手段と、を備えた車両用前照灯装置。
IPC (3件):
B60Q 1/08 ,  H04N 7/18 ,  F21M 3/18

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