特許
J-GLOBAL ID:200903020507479037
電気料金算定システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
鈴木 正次
, 涌井 謙一
, 山本 典弘
, 鈴木 一永
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-325324
公開番号(公開出願番号):特開2008-141860
出願日: 2006年12月01日
公開日(公表日): 2008年06月19日
要約:
【課題】電力品質を低下させる電力使用状態になり得る特定需要家に対し、そのような電力使用を抑制し、電力品質向上へのインセンティブを与えると共に、電力品質低下の影響を受けるおそれがある一般需要家などを含めた電力需要家が負担する電気料金の妥当性、公平感を高める。【解決手段】配電線に流れている電力の品質を低下させる電力使用状況にある特定需要家の電気料金を加算徴収すると共に、前記特定需要家が接続されている配電線と同一の配電線に接続されていて前記電力の品質低下の影響を被る一般需要家へ、前記特定需要家から徴収した加算料金を還元する電気料金算定システム。【選択図】図1
請求項(抜粋):
配電線に流れている電力の品質を低下させる電力使用状況にある特定需要家の電気料金を加算徴収すると共に、前記特定需要家が接続されている配電線と同一の配電線に接続されていて前記電力の品質低下の影響を被る一般需要家へ、前記特定需要家から徴収した加算料金を還元する電気料金算定システムであって、
前記特定需要家と配電線との接続点付近に設けられ、前記特定需要家の負荷電力の電力品質を測定する第1の電力品質測定手段と、
配電線上に間隔をおいて設置され、その設置箇所における配電線に流れている電力の品質を測定する複数の第2の電力品質測定手段と、
前記第1の電力品質測定手段及び前記複数の第2の電力品質測定手段のそれぞれに通信回線を介して接続される管理装置とを備え、
前記管理装置は、
前記第1の電力品質測定手段による測定結果から、前記特定需要家の負荷電力が配電線に流れている電力の品質を低下させているかどうかを判定する第1の電力品質判定手段と、
前記第2の電力品質測定手段による測定結果から、配電線に流れている電力の品質を判定する第2の電力品質判定手段と、
前記第1の電力品質判定手段によって電力品質が低下していると判定した場合、当該第1の電力品質測定手段が設けられている配電線の位置の付近に接続点を有する前記特定需要家に加算徴収する加算料金を算定する加算料金算定手段と、
前記の第2の電力品質判定手段の判定結果に基づき、電力品質不良区間を定める電力品質不良区間指定手段と、
隣接する前記第2の電力品質測定手段の間の配電線に接続される一般需要家を含む需要家情報を格納する需要家情報格納手段と、
前記電力品質不良区間に関する情報と、前記需要家情報格納手段に格納された一般需要家に関する情報を利用して、前記電力品質不良区間内の配電線に接続されている前記一般需要家に対して前記加算料金を還元する減額料金を算定する減額料金算定手段と
を有していることを特徴とする電気料金算定システム。
IPC (3件):
H02J 3/00
, G06Q 50/00
, G06Q 30/00
FI (3件):
H02J3/00 Z
, G06F17/60 110
, G06F17/60 332
Fターム (4件):
5G066AA02
, 5G066AE03
, 5G066AE09
, 5G066FC04
引用特許:
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