特許
J-GLOBAL ID:200903020512039070

円筒絞り用ブランクおよびそれを使用する成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-092254
公開番号(公開出願番号):特開2000-288641
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】現有の材料、成形装置を用いて、円筒絞り成形品の耳率の縮小、偏肉量を低減することができる円筒絞り用ブランクおよびそれを使用する成形方法を提案することを課題とする。【解決手段】アルミニウム板を円筒絞り成形するために使用するブランクであって、任意の絞り率で真円ブランク10を絞り成形した時に耳11が生じる部位に対して、Y(絞り成形後の耳率)=A×(ブランクカット率)+B×(元板耳率)+C×(絞り率)となる条件式(1)に基づいてその真円ブランク半径(R)からブランクカット量(X)だけ減少させることで真円ブランクで成形した時の耳率より小さくすることを特徴とする円筒絞り用ブランク1とした。
請求項(抜粋):
アルミニウム板を円筒絞り成形するために使用するブランクであって、任意の絞り率で真円ブランクを絞り成形した時に耳が生じる部位に対して、Y(絞り成形後の耳率)=A×(ブランクカット率)+B×(元板耳率)+C×(絞り率)となる予測式(1)に基づいてその真円ブランク半径(R)からブランクカット量(X)だけ減少させることを特徴とする円筒絞り用ブランク。但し,前記ブランクカット率とは、ブランクカット量(X)/真円ブランク半径(R)×100をいう。前記元板耳率とは、任意の絞り率で真円ブランクを絞り成形した耳率(マイナス耳)をいう。前記絞り率とは、(真円ブランク径-ポンチ径)/真円ブランク径(R)×100をいう。前記係数は、A=+2.8ないし+3.2、B=+0.9ないし+1.1、C=-1.6×10-3ないし-2.0×10-3の範囲とする。

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