特許
J-GLOBAL ID:200903020514105029

燃料電池および燃料電池用電極

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-307261
公開番号(公開出願番号):特開平7-135001
出願日: 1993年11月12日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池における電極と集電極との接触抵抗を小さくする。【構成】 集電極40には、複数のリブ42が形成されており、このリブ42と陽極20の表面とで陽極燃料の流路48を形成している。陽極20は、炭素繊維からなる縦糸22と炭素繊維からなる横糸24とを平織りとしたカーボンクロスを、陽極20の外周を形成する辺と縦糸22および横糸24とがそれぞれ角度45度ので交差するよう裁断して形成されている。このため、陽極20の縦糸22および横糸24の各糸は、リブ42と45度の角度で交差し、リブ42と直接接触するので、集電極40から陽極20への電子の伝達は、リブ42から各糸へ直接行なわれる。この結果、集電極40と陽極20との接触抵抗は、リブ42と糸との接触抵抗のみとなり、小さくすることができる。
請求項(抜粋):
電解質と、該電解質に接して設けられた二つの電極と、該両電極と前記電解質とで形成する発電層に接して設けられた二つの集電極とを備え、前記電極または前記集電極のいずれか一方は、炭素繊維からなる糸で織成したカーボンクロスにより形成され、他方は、該カーボンクロスと接する面に凹凸部を有する導電体により形成され、前記カーボンクロスの表面と前記導電体の凹凸部とで燃料ガスの流路を形成する燃料電池において、前記電極と前記集電極とを、前記カーボンクロスを織成する糸の方向のうち少なくとも2方向が前記燃料ガスの流路の方向と交差する配置としたことを特徴とする燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 4/96

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