特許
J-GLOBAL ID:200903020517574623

スチレン系共重合体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-173880
公開番号(公開出願番号):特開平10-017620
出願日: 1996年07月03日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 十分な溶融粘弾性を有し、成形加工性等に優れたスチレン系共重合体及びその製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 スチレン系化合物単位(A)が100〜40重量%、その他の共重合化合物単位(B)が0〜60重量%、及び(A)と(B)の合計100重量部当たり、化学式;M(Acid<SB>1</SB>)<SB>X</SB>(Acid<SB>2</SB>)<SB>N-X</SB>(式中、 Mは陽イオン価数が N の金属であり、Acid<SB>1</SB>は、α,β-エチレン不飽和カルボン酸類であり、 Acid<SB>2</SB>は、Acid<SB>1</SB>と異なるその他のカルボン酸類である。また X(≠0,X<N) と N-X(≠0) は、それぞれAcid<SB>1</SB>とAcid<SB>2</SB>の金属Mに対する塩形成モル数を表す)で示される反応性カルボン酸金属複合塩単位(C)が0.001〜2重量部の割合で共重合してなるスチレン系共重合体、及びスチレン系単量体に対して、次の化学式;M(Acid<SB>1</SB>)<SB>X</SB>(Acid<SB>2</SB>)<SB>N-X</SB>で示される反応性カルボン酸金属複合塩を0.001〜2重量部の割合で溶解し、ラジカル重合するスチレン系共重合体の製造方法。
請求項(抜粋):
スチレン系化合物単位(A)が100〜40重量%、その他の共重合可能な化合物単位(B)が0〜60重量%、及び(A)と(B)の合計100重量部当たり、下記化学式(1) M(Acid<SB>1</SB>)<SB>X</SB>(Acid<SB>2</SB>)<SB>N-X</SB> (1)(式中、 Mは陽イオン価数が N の金属であり、Acid<SB>1</SB>は、α,β-エチレン不飽和カルボン酸類であり、 Acid<SB>2</SB>は、Acid<SB>1</SB>と異なるその他のカルボン酸類である。 X (≠0,<N) と N-X(≠0) は、それぞれAcid<SB>1</SB>とAcid<SB>2</SB>の金属Mに対する塩形成モル数を表す。)で示される反応性カルボン酸金属複合塩単位(C)が0.001〜2重量部の割合で共重合してなるスチレン系共重合体。
IPC (4件):
C08F212/06 ,  C08F220:04 ,  C08F220:44 ,  C08F220:10

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