特許
J-GLOBAL ID:200903020517732946

音声制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-334182
公開番号(公開出願番号):特開平7-202597
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【目的】最小音量から最大音量までの入力ダイナミックレンジを拡大し、S/N、歪、オフセットなどの性能を改善できる音声制御回路を提供することレンジの大きな音声制御回路を提供すること。【構成】基準電圧回路20の基準電圧をレベルシフト回路40で電圧値を変換後、平衡型増幅器10のバイアス調整用回路50へ供給する。音量調整信号とバランス調整信号で変化するトランジスタQ21のエミッタ電流を制御電流としてレベルシフト回路40で電圧変換を行った後、最終段の平衡型増幅器10のバイアス調整用回路50へ供給する。この制御電圧Vcontと基準電圧Vref を用いて平衡型増幅器10の利得を制御し、音量およびバランスを制御する。
請求項(抜粋):
入力音声信号を増幅する第1の差動増幅器と、この第1の差動増幅器によって増幅された信号が差動的に入力される第1、第2の入力端子および第1、第2の制御端子を有し、第1、第2の制御端子間に供給される制御電圧に応じて出力信号の大きさが制御されるようにしたバイアス調整回路と、エミッタを共通接続した第1、第2のトランジスタを含み、互いのベース間に音量調整用信号が供給される音量調整回路と、コレクタが前記第1、第2のトランジスタのエミッタに接続された第3のトランジスタおよびコレクタが前記第2のトランジスタのコレクタに接続された第4のトランジスタを含み、第3、第4のトランジスタのエミッタを共通に定電流源を介して基準電位点に接続し、互いのベースにバランス調整信号が供給されるバランス調整回路と、前記第1、第2のトランジスタのコレクタと第1の直流電圧源との間にそれぞれコレクタ・エミッタ路が接続された第5、第6のトランジスタを含み、互いのベースに共通の基準電圧を供給して成る基準電圧回路と、前記第1、第2のトランジスタのコレクタ電圧をそれぞれ前記バイアス調整回路の第1、第2の制御端子に供給する制御電圧供給手段と、を具備したことを特徴とする音声制御回路。

前のページに戻る