特許
J-GLOBAL ID:200903020521054189
硫黄含有有機ケイ素化合物の製造法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
社本 一夫 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-297087
公開番号(公開出願番号):特開平10-130283
出願日: 1997年10月29日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 ゴムとシリカ充填材との間の反応性カップリング剤などとして有用な硫黄含有有機ケイ素化合物の効率の良い製造法を提供する。【解決手段】 水酸化ナトリウムと硫黄を飽和塩化ナトリウム水溶液の存在下で反応させて得た反応混合物を、相間移動触媒の存在下で、化合物:Z-Alk-X(式中、XはCl若しくはBr)と反応させて、式:【化1】の有機ケイ素化合物を合成する:ただし、上記の式において、Zは式:【化2】(式中、R1 は炭素原子数1から4のアルキル基、シクロヘキシル基またはフェニル基であり;そしてR2 は炭素原子数1から8のアルコキシ基若しくは炭素原子数5から8のシクロアルコキシ基である。)の各基から成る群から選ばれ、Alkは1から8個の炭素原子を含む二価の炭化水素基であり、そしてnは2から8の整数である。
請求項(抜粋):
次の、(A)水酸化ナトリウムと硫黄を飽和NaCl水溶液の存在下で反応させて反応混合物を生成させ;そして(B)該反応混合物を相間移動触媒の存在下で次式:【化1】(式中、XはCl若しくはBrである。)の化合物と反応させる工程を含んでなる、次式:【化2】の有機ケイ素化合物を製造する方法:ただし、上記の式において、Zは次式:【化3】(式中、R1 は炭素原子数1から4のアルキル基、シクロヘキシル基またはフェニル基であり;そしてR2 は炭素原子数1から8のアルコキシ基若しくは炭素原子数5から8のシクロアルコキシ基である。)の各基より成る群から選ばれ、Alkは炭素原子数1から18の二価の炭化水素基であり、そしてnは2から8の整数である。
IPC (2件):
C07F 7/18
, C07B 61/00 300
FI (2件):
C07F 7/18 W
, C07B 61/00 300
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