特許

J-GLOBAL ID：200903020521275282

廃棄物用の熱分解炉

発明者： 猪子 純一 ,  伊藤 太郎
出願人/特許権者： 猪子 純一 ,  玉井環境システム株式会社
代理人 (1件)： 大垣 孝
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-042549
公開番号（公開出願番号）：特開平11-240980
出願日： 1998年02月24日
公開日（公表日）： 1999年09月07日
要約：

【要約】【課題】 PCB等、塩素を含む液状の廃棄物を安価な装置で安全に処理する。【解決手段】 廃棄物が入れられ、少なくとも使用時は密閉状態とされる分解室11を具える。少なくとも廃棄物が熱分解する温度まで、分解室を加熱する加熱装置13を具える。水素を多く含むガスを燃焼する燃焼装置13を有し、該燃焼装置の燃焼炎中に分解室で廃棄物が熱分解されて生じるガス(生成ガス)を導いて同時に燃焼させて、該生成ガス中に含まれる塩素成分を水素化する処理を行うガス処理室15を具える。水素化が済んだ前記生成ガスを水に接触させる処理を行う水処理室17を具える。

請求項（抜粋）：

塩素を含む液状の廃棄物を熱分解する熱分解炉であって、廃棄物が入れられ、少なくとも使用時は密閉状態とされる分解室と、少なくとも前記廃棄物が熱分解する温度まで、前記分解室を加熱するための加熱装置と、水素を多く含むガスを燃焼する燃焼装置を有し、該燃焼装置の燃焼炎中に前記分解室で廃棄物が熱分解されて生じるガス(生成ガス)を導いて同時に燃焼させて、該生成ガス中に含まれる塩素成分を水素化する処理を行うガス処理室と、水素化が済んだ前記生成ガスを水に接触させる処理を行う水処理室とを具えたことを特徴とする廃棄物用の熱分解炉。

IPC (3件)：

C08J 11/12 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C10B 53/00

FI (3件)：

C08J 11/12 ZAB ,  C10B 53/00 A ,  B09B 3/00 302 A