特許
J-GLOBAL ID:200903020525363275
多室型空気調和機の冷房制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-081733
公開番号(公開出願番号):特開平6-294541
出願日: 1993年04月08日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、室内側電動膨張弁の開度を制御することにより能力制御を行う多室型空気調和機において、冷房時、複数の室内側電動膨張弁の開度を、室温と設定温度との偏差と、室内側熱交換器出口配管の過熱度と過熱度目標値との偏差の大きさから経験則に基づいた制御ルールにより2入力のファジィ推論を行い、サイクルの速応性と室内の快適性の両方を満足できる。【構成】 室温検出手段9と、過熱度検出手段8と、室温制御手段18と、過熱度制御手段19と、温演算手段18と過熱度演算手段19からの信号と室温検出手段9a、9b、9cで検出した室温と温度設定手段10a、10b、10cで設定した目標温度との偏差と過熱度検出手段8a、8b、8cで検出した過熱度と予め設定された目標過熱度との偏差を入力し、2入力のファジィ論理演算を行い、室内側電動膨張弁7a、7b、7cの開度を推論する2入力ファジィ推論手段21で構成する。
請求項(抜粋):
能力可変圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、室外側電動膨張弁を設置した室外機と、室内側電動膨張弁、室内側熱交換器とを設置した前記室外機に並列に複数台接続した室内機と、室温を検出する室温検出手段と、目標温度を設定する温度設定手段と、前記室温検出手段で検出した室温と前記温度設定手段で設定した目標温度との偏差に基づき前記室内電動膨張弁の第1の目標開度を演算する室温演算手段と、前記室内側熱交換器の出口配管の過熱度を検出する過熱度検出手段と、前記過熱度検出手段で検出した過熱度と過熱度目標値との偏差に基づき前記室内側電動膨張弁の第2の目標開度を演算する過熱度演算手段と、前記室温検出手段で検出した室温と前記温度設定手段で設定した目標温度との偏差と前記過熱度検出手段で検出した過熱度と過熱度目標値との偏差に対して前記第1、第2の目標開度から前記室内側電動膨張弁の最適な開度を求めるための経験則に基づく制御ルールを記憶するメモリ装置と、前記室温演算手段と前記過熱度演算手段でそれぞれ演算された第1、第2の目標開度と前記室温検出手段で検出した室温と前記温度設定手段で設定した目標温度との偏差と前記過熱度検出手段で検出した過熱度と過熱度目標値との偏差と、前記メモリから取り出された制御ルールに基づいて、2入力ファジィ論理演算を行い、前記室内側電動膨張弁の最適な開度を演算する2入力ファジィ推論手段と、前記2入力ファジィ推論手段で行った推論結果に基づき前記室内側電動膨張弁の最適な開度を制御する開度制御手段とを備えたことを特徴とする多室型空気調和機の冷房制御装置。
IPC (3件):
F24F 11/02 102
, F25B 13/00
, F25B 13/00 104
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