特許
J-GLOBAL ID:200903020529077200

高電圧スイッチング回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-021532
公開番号(公開出願番号):特開平10-224197
出願日: 1997年02月04日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 高電圧スイッチング回路に於いて、主トランジスタのターンオンとターンオフの損失増加を防止して高周波数化・小型化・低コスト化を実現する。【解決手段】 ゲート駆動回路1の正駆動電源端子N6にその陰極が接続されたダイオードDC1と、ダイオードDC1の陽極及び主トランジスタMTrのゲートに陰極及び陽極がそれぞれ接続されたダイオードDC2と、ダイオードDC2の陰極と主トランジスタMTrのコレクタ間に接続されたキャパシタCrとを設ける。キャパシタCrの値をゲート・コレクタ間の寄生容量との関係で適切に設定する。ターンオン時には、キャパシタCrの負帰還作用により、ターンオン損失を抑圧しつつフリーホイルダイオードFWDiの逆電圧上昇率を減少させることができ、ターンオフ時には負帰還作用を防止できる。
請求項(抜粋):
pin型のフリーホイール用ダイオードと、少なくともその一方の端子が前記ダイオードの一方の主電極に接続された誘導性負荷と、前記ダイオードの前記主電極に接続された第1主電極、第2主電極及び制御電極を有し、前記制御電極に印加される信号に応じて前記第1主電極と前記第2主電極間に流れる電流が制御されるスイッチング用主トランジスタと、前記主トランジスタの前記制御電極と前記第2主電極間に接続され、入力信号に応じて正駆動電源又は負駆動電源に対応した出力信号をその出力端子より前記制御電極に印加するゲート駆動手段と、少なくとも前記ゲート駆動手段の前記出力端子と前記ダイオードの前記主電極間に設けられ、前記主トランジスタのターンオン時に生ずる前記ダイオードの逆電圧の立ち上り時の上昇率のみを独立して減少させる様に前記主トランジスタの前記第1主電極と前記2主電極間の電圧の変化速度を負帰還制御する制御手段とを備え、前記主トランジスタと前記ダイオードとはそれぞれの主耐圧が得られる極性で直列に接続されている高電圧スイッチング回路。
IPC (2件):
H03K 17/56 ,  H03K 17/04
FI (3件):
H03K 17/56 Z ,  H03K 17/04 Z ,  H03K 17/04 F

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