特許
J-GLOBAL ID:200903020535057687

境界層を制御する受動的に駆動される音響ジェット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-600893
公開番号(公開出願番号):特表2002-537184
出願日: 2000年02月25日
公開日(公表日): 2002年11月05日
要約:
【要約】発散型シュラウド内の軸流ファンもしくは遠心ファンによって生成された圧力振動が、受動的音響ジェットを駆動するために用いられる。ジェットのノズルは、ディフューザもしくはダクト内の流れの境界層に、実質的に接線方向に沿って高運動量フラックスガス粒子を案内する。受動的音響ジェットの共鳴チャンバ内の流体粒子は、表面に対し直交する方向に流体流れから引き込まれた低運動量フラックス粒子によって補充される。これによって、運動量フラックスが増加した粒子の正味時間平均流れが与えられ、ディフューザもしくはダクト内の境界層の剥離開始が、遅延ないしは消滅する。受動的音響ジェットは、ブレード先端付近に用いられ、先端領域における望ましくない流れ作用、例えば漏れ、を緩和する。
請求項(抜粋):
表面を有するとともに、内部を流れる流体の流れを有し、かつ、この流体の流れが、上記表面に隣接して境界層を有するとともに、振動する圧力変動を有してなる流体流路と、 上記表面の近くに配置された受動的音響チャンバと、 上記流体流路と上記チャンバとを連通させる流体通路と、 を備え、上記チャンバと上記流体通路とによって、上記流体通路がノズルとなる共鳴型受動的音響ジェットが構成され、該音響ジェットの共鳴周波数は、該音響ジェットの共鳴周波数における上記振動圧力変動が、流体粒子の波動を上記境界層内に供給するのに十分な強度であるように選択されていることを特徴とする流体流れシステム。
IPC (8件):
B64C 21/08 ,  F02C 7/04 ,  F02K 3/06 ,  F04D 29/44 ,  F04D 29/46 ,  F04D 29/54 ,  F04D 29/66 ,  F04D 29/68
FI (13件):
B64C 21/08 ,  F02C 7/04 ,  F02K 3/06 ,  F04D 29/44 R ,  F04D 29/44 U ,  F04D 29/44 V ,  F04D 29/44 X ,  F04D 29/46 F ,  F04D 29/46 J ,  F04D 29/54 B ,  F04D 29/54 G ,  F04D 29/66 N ,  F04D 29/68
Fターム (17件):
3H034AA02 ,  3H034AA16 ,  3H034BB03 ,  3H034BB06 ,  3H034BB08 ,  3H034BB17 ,  3H034CC04 ,  3H034DD06 ,  3H034DD08 ,  3H034DD09 ,  3H034DD26 ,  3H034EE06 ,  3H034EE08 ,  3H035DD02 ,  3H035DD04 ,  3H035DD05 ,  3H035DD06

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