特許
J-GLOBAL ID:200903020536159955
空調機運転制御装置および制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-142749
公開番号(公開出願番号):特開平8-005126
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】能力が可変、例えば1%毎に切替可能な複数の空調機器を備えた設備において、高速に最適の空調機器の組合せを探索する方式を提供する。【構成】遺伝的ニューロ予見ファジイ空調制御部3と制御・計測状態を表示する表示装置2と制御・計測結果を時系列に記憶する記憶装置4と、制御対象室1内に設置された各種計測器からの入力を取り込む計測値入力装置5と空調設備の動作状況を入力する設備状態入力装置6と制御対象室1内に設置された効果器群に制御信号を出力する設備制御出力装置7より構成される。空調機の運転台数制御における最小化または最大化を図る項目を表わす目的関数を作成し、遺伝的最適化操作にて定められた目的関数の評価値が最大あるいは最小の1つの運転案を最適運転候補とする。
請求項(抜粋):
制御対象室のデータおよび前記制御対象室内の複数の空調機の運転状態データを基にして、前記複数の空調機の組み合わせ案を生成し、その空調機運転組み合わせの1つ1つに対して一定時間経過後までのシミュレーションを行ない、そのシミュレーションの結果、評価が最もよい空調機運転組み合わせ案によって前記空調機の運転を制御する空調機運転制御装置において、前記空調機の制御を行うのに必要なプロセス情報を計測するセンサーからの情報を取り込む入力手段と、前記空調機の運転制御における最小化または最大化を図る項目を表わす目的関数を作成し、該目的関数の値を最小化または最大化する空調機の運転案を定める遺伝的ニューロファジィ制御手段と、前記運転案を定めるのに必要な変数を記憶する記憶手段と、前記決定された運転案を空調機制御手段に出力する出力手段とを具備し、前記遺伝的ニューロファジィ制御手段は、前記複数の空調機の組み合わせに関して予め設定された染色体表現を有する複数の異なる運転案について、その運転を行った場合の複数の目的項目の値を予見演算し、予め先験的に定められているファジィのメンバーシップ関数により前記演算された複数の目的項目値の評価値を定める予見ファジィ評価手段と、前記複数の運転案の中から予め定められた該当運転案の前記評価値の他の運転案に対する所定順位で定まる選択定数に基づいて2種の異なる親を選択し、予め定められている交換テンプレートにより前記2種の親の有する性質を互いに交換する交配操作を行って新たな運転案を生成し、該生成された運転案が所定の数に達した場合、該生成された運転案の評価値に従って所定順に運転案を並び換える遺伝的最適化手段と、前記遺伝的最適化手段にて定められた前記評価値が最大あるいは最小の1つの運転案を初期運転案とし、該運転案の一部を定められた定数により変更し得た運転案の評価値を計算し、前回の運転案の評価値と比較し、評価値の差分値が予め設定された変数の値より小さい場合に、前回の運転案を今回生成した運転案に置き換え、最適運転候補とするニューロ最適化手段、とを備えることを特徴とする空調機運転制御装置。
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