特許
J-GLOBAL ID:200903020543346043

自動車用ハブユニット及びその組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-237398
公開番号(公開出願番号):特開2000-065049
出願日: 1998年08月24日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】 複列円すいころ軸受を組み込んだ構造を、容易に組立自在とする。【解決手段】 ハブ本体11の外周面に直接形成した第一の内輪軌道19に対応する、一部の円すいころ14a、14aを、第一の保持器28により保持する。この第一の保持器28は、これら各円すいころ14a、14aが、直径方向内方に脱落するのを防止する。外輪13の端部内周面に第一のシールリング15を内嵌固定し、第一の外輪軌道25の内径側に上記一部の円すいころ14a、14aを配置した状態で、上記外輪13内にハブ本体11を、容易に挿入できる。
請求項(抜粋):
ハブ本体と、このハブ本体に外嵌固定した内輪と、これらハブ本体及び内輪の周囲に配置した外輪と、これらハブ本体及び内輪の外周面と外輪の内周面との間に設けた複数個の円すいころと、上記外輪の一端部内周面と上記ハブ本体の中間部外周面との間を密封する第一のシールリングと、上記外輪の他端部内周面と上記内輪の端部外周面との間を密封する第二のシールリングとから成り、このうちのハブ本体は、一端部外周面に車輪を支持する為のフランジを設けると共に、中間部外周面に第一列の円すいころ軸受を構成する為の、円すい凸面状の第一の内輪軌道を直接形成し、他端部外周面に小径段部を設けており、上記内輪は、第二列の円すいころ軸受を構成する為の、円すい凸面状の第二の内輪軌道を外周面に形成し、上記ハブ本体の小径段部に外嵌固定されており、上記外輪は、内周面に上記第一、第二列の円すいころ軸受を構成する為の、それぞれが円すい凹面状の第一、第二の外輪軌道を形成したものであり、上記複数の円すいころのうちの一部は、第一の保持器により転動自在に保持された状態で上記第一の内輪軌道と上記第一の外輪軌道との間に配置され、残部は、第二の保持器により転動自在に保持された状態で上記第二の内輪軌道と上記第二の外輪軌道との間に配置されており、上記第一の保持器は、上記複数の円すいころのうちの一部を保持した状態で、これら各円すいころが直径方向内方に脱落するのを防止するものであり、上記第二の保持器は、上記複数の円すいころのうちの残部を保持した状態で、これら各円すいころが直径方向外方に脱落するのを防止するものである、自動車用ハブユニット。
IPC (2件):
F16C 19/38 ,  F16C 43/06
FI (2件):
F16C 19/38 ,  F16C 43/06
Fターム (16件):
3J017AA03 ,  3J017CA06 ,  3J017DA01 ,  3J017DB10 ,  3J017HA04 ,  3J101AA16 ,  3J101AA25 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101AA75 ,  3J101BA22 ,  3J101FA44 ,  3J101GA03

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