特許
J-GLOBAL ID:200903020545917234
スイッチング電源回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
脇 篤夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-343243
公開番号(公開出願番号):特開2003-153534
出願日: 2001年11月08日
公開日(公表日): 2003年05月23日
要約:
【要約】【課題】 力率及びAC/DC変換効率の向上、リップル増大の防止【解決手段】 スイッチング周波数制御方式複合共振形コンバータにおいて、一次側電圧共振コンバータに発生する電圧共振パルス電圧を、第1及び第2の一次側並列共振コンデンサで分圧し、トランスを介して2つの高速リカバリ型ダイオードに帰還されるようにすることで、力率を向上させ、同時にAC/DC変換効率の向上と直流出力電圧のリップル成分の低下を実現する。また上記高速リカバリ型ダイオードによる第1の整流回路と、低速リカバリ型ダイオードによる第2の整流回路により平滑手段への充電電流が分流させることで、高速リカバリ型ダイオードに対して交流入力電圧のピーク値近辺での大電流が流れないようにする。
請求項(抜粋):
整流電流を直列接続された2つの平滑コンデンサにより平滑して倍電圧直流入力電圧を出力する平滑手段と、疎結合とされる所要の結合係数が得られるようにギャップが形成され、一次側出力を二次側に伝送するために設けられる絶縁コンバータトランスと、上記倍電圧直流入力電圧をスイッチング素子により断続して上記絶縁コンバータトランスの一次巻線に出力するようにされたスイッチング手段と、少なくとも、上記絶縁コンバータトランスの一次巻線を含む漏洩インダクタンス成分と、直列接続された第1及び第2の一次側並列共振コンデンサのキャパシタンスとによって形成されて、上記スイッチング手段の動作を電圧共振形とする一次側共振回路と、直列接続された2つの高速リカバリ型ダイオードによる第1の整流回路と、直列接続された2つの低速リカバリ型ダイオードによる第2の整流回路とを備えて交流電源を整流し、整流電流を上記平滑手段に供給するとともに、上記2つの高速リカバリ型ダイオードの一方が直列接続された一次巻線と上記2つの高速リカバリ型ダイオードの他方が直列接続された二次巻線を有するトランスを備え、上記第1及び第2の一次側並列共振コンデンサで分圧された上記一次側共振回路で得られるスイッチング出力電圧が、上記トランスを介して帰還され、この帰還されたスイッチング出力電圧に基づいて上記2つの高速リカバリ型ダイオードが整流電流を断続することにより力率を改善する力率改善整流手段と、上記絶縁コンバータトランスの二次巻線の漏洩インダクタンス成分と、二次側共振コンデンサのキャパシタンスとによって二次側において形成される二次側共振回路と、上記二次側共振回路を含んで形成され、上記絶縁コンバータトランスの二次巻線に得られる交番電圧を入力して、整流動作を行って二次側直流出力電圧を生成するように構成された直流出力電圧生成手段と、上記二次側直流出力電圧のレベルに応じて、二次側直流出力電圧に対する定電圧制御を行うように構成された定電圧制御手段と、を備えたことを特徴とするスイッチング電源回路。
IPC (2件):
FI (3件):
H02M 3/28 Q
, H02M 3/28 H
, H02M 7/06 P
Fターム (17件):
5H006AA02
, 5H006CA01
, 5H006CA07
, 5H006CB04
, 5H006CC03
, 5H006DA02
, 5H730AA14
, 5H730AA18
, 5H730AS01
, 5H730BB23
, 5H730BB72
, 5H730CC04
, 5H730DD02
, 5H730EE04
, 5H730EE07
, 5H730FD01
, 5H730FG07
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