特許
J-GLOBAL ID:200903020546261456

自動軸部材接合装置及び軸部材接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-050994
公開番号(公開出願番号):特開平8-243859
出願日: 1995年03月10日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 自動的にかつ迅速に2つの軸部材を略同軸状に接合することができる自動軸部材接合装置を得る。【構成】 自動軸部材接合装置2を備えた自動接木苗製造装置1においては、インデキシングテーブル3によって、同時動作で、台木の取り込みと、穂木の取り込みと、台木及び穂木の不要部分の切除と、台木と穂木の接合と、接木苗の取り出しとが行われるので、サイクルタイムが大幅に短縮され、自動的に大量の台木と穂木とが、略同軸状に迅速に接合され、接木苗の生産能力が高められる。
請求項(抜粋):
開閉により第1軸部材を非保持又は保持することができる第1保持具と開閉により第2軸部材を非保持又は保持することができるとともに上下方向に変位することができる第2保持具とを有する軸部材保持具を、周方向にみて所定の中心角毎に設定された各部位に備えているとともに、所定の回転方向に上記中心角と同一の回転角度づつ間欠的に回転する回転テーブルと、大径カム面が第1保持具と係合するときには該第1保持具を開かせる一方、小径カム面が第1保持具と係合するときには該第1保持具を閉じさせる第1開閉カムと、大径カム面が第2保持具と係合するときには該第2保持具を開かせる一方、小径カム面が第2保持具と係合するときには該第2保持具を閉じさせる第2開閉カムと、高位カム面が第2保持具と係合するときには該第2保持具を上側位置に位置させる一方、低位カム面が第2保持具と係合するときには該第2保持具を下側位置に位置させる昇降カムとが設けられる一方、回転テーブル停止時において所定の軸部材保持具と係合しうる位置に、回転テーブル回転方向にみて順に、第1軸部材を第1保持具に渡す第1軸部材渡し部と、第2軸部材を第2保持具に渡す第2軸部材渡し部と、第1軸部材と第2軸部材とを略同軸状に接合させる軸部材接合部と、接合された軸部材を取り出す軸部材取り出し部とが配設され、上記各部が回転テーブル停止時にほぼ同時動作で夫々の作業を行うようになっている自動軸部材接合装置であって、上記の第1開閉カム及び第2開閉カムが、回転テーブル回転方向にみて前側位置と後側位置との間で回動することができるようになっていて、上記第1開閉カムが、上記前側位置に位置している状態において、回転テーブル回転方向にみて軸部材取り出し部のやや前側から第1軸部材渡し部のやや前側までの部分が大径カム面となるように形成され、上記第2開閉カムが、上記前側位置に位置している状態において、回転テーブル回転方向にみて軸部材取り出し部のやや前側から第2軸部材渡し部のやや前側までの部分が大径カム面となるように形成され、上記昇降カムが、回転テーブル回転方向にみて軸部材取り出し部のやや前側から軸部材接合部のやや後側までの部分が高位カム面となるように形成され、回転テーブルの間欠回転運転時において、回転テーブルが停止した後、第1軸部材と第2軸部材とが夫々第1保持具内又は第2保持具内に持ち込まれかつ接合された軸部材が軸部材取り出し部によって保持されてから、第1開閉カム及び第2開閉カムを上記後側位置まで回転テーブル回転方向とは逆方向に回動させる一方、回転テーブルが回転を開始した後において所定角度以上回転したときに第1開閉カム及び第2開閉カムを上記前側位置まで回転テーブル回転方向に回動させる開閉カム制御機構が設けられていることを特徴とする自動軸部材接合装置。
IPC (3件):
B23P 19/04 ,  A01G 1/06 ,  B25J 11/00
FI (3件):
B23P 19/04 Z ,  A01G 1/06 Z ,  B25J 11/00

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