特許
J-GLOBAL ID:200903020546820579

クレーンの安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188600
公開番号(公開出願番号):特開平10-017278
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 アーム支持体に俯仰可能に設けられたアームが俯仰限度に達したことを確実に検出できるようにする。【解決手段】 俯仰限度検出装置27を構成する可動ロッド29とリミットスイッチ31とを、ジブストッパ17を構成する外筒20と内筒21のうち外筒20側にのみ設ける構成とする。これにより、例えば外筒20と内筒21との間に隙間がある場合でも、タワージブ8が俯仰限度に達したときには、内筒21に設けた取付フランジ22の突出部22Aに押圧された可動ロッド29が、リミットスイッチ31の操作レバー31Aを確実に押圧することができる。この結果、タワージブ8が俯仰限度に達したことを確実に検出でき、例えばタワージブ8の俯仰動作を速やかに停止させることができる。
請求項(抜粋):
アーム支持体と、該アーム支持体に俯仰動可能に設けられたアームと、前記アーム支持体と該アームとの間に設けられ前記アーム支持体に対するアームの俯仰限度を設定するストッパと、該ストッパに設けられ前記アームが俯仰限度に達したことを検出する俯仰限度検出手段とからなるクレーンの安全装置において、前記ストッパは、一端側が前記アーム支持体またはアームのうち一方に回動可能に連結され他端側が開口端となった外筒と、一端側が該外筒内に摺動可能に挿入され他端側が該外筒から突出して前記アーム支持体またはアームのうち他方に回動可能に連結され、前記アームが俯仰限度に達したときに前記外筒の開口端側に弾性的に当接して該アームの俯仰動作を規制する内筒とを有し、前記俯仰限度検出手段は、前記外筒に設けられ前記アームが俯仰限度に達したときに前記内筒に押圧されて軸方向に変位する可動ロッドと、前記外筒に設けられ該可動ロッドの変位に基づいて前記アームが俯仰限度に達したことを検出するスイッチ手段とから構成してなるクレーンの安全装置。

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