特許
J-GLOBAL ID:200903020554968208

カラマツ属植物の大量増殖法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中本 宏 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-329617
公開番号(公開出願番号):特開平5-184252
出願日: 1991年11月20日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 カラマツ属植物の組織片を組織培養して高い再生率で植物体を増殖する方法を提供することを目的とする。【構成】 ニホンマツとグイマツの交雑種の2年生の実生苗から茎頂を含む2cmの長さの枝を切り取って表面殺菌し、成長点を含む3mmの大きさの茎頂部を切り取り、これをMS培地を1/2に希釈し、ショ糖3%、ベンジルアデニン0.5mg/l、寒天0.7%を加えた培地に植え付けカルスを誘導した。カルスを誘導した同じ培地にナフタレン酢酸0.01mg/lを添加した培地上に上記カルスを移植し、シュートを再生した後、このシュートを、MS培地を1/4に希釈し、これにショ糖1%、インドール-3-酪酸0.5mg/l及び寒天0.7%を添加した培地に移植して発根させた。
請求項(抜粋):
カラマツ属植物の組織片をオーキシン系植物ホルモン0〜0.01mg/l、サイトカイニン系植物ホルモン0.01〜5.0mg/lを含む培地を用いて無菌的にカルスを誘導し、次いで誘導されたカルスをオーキシン系植物ホルモン0〜0.1mg/lを含む培地を用いてシュートを再生し、次いで再分化したシュートを少なくとも1種類以上のオーキシン系植物ホルモン0.2〜3.0mg/lを含む培地にて発根させることを特徴とするカラマツ属植物の大量増殖法。

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