特許
J-GLOBAL ID:200903020559715014

スペクトラム拡散通信装置の受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-163919
公開番号(公開出願番号):特開2000-353977
出願日: 1999年06月10日
公開日(公表日): 2000年12月19日
要約:
【要約】【課題】 アナログ演算回路を用いて演算を行なうことを前提にして、フレーム毎に同期シンボルを1シンボル挿入する場合に対応でき、低消費電力化を図り、出力の信号対雑音比(SNR)特性の改善を図り得るスペクトラム拡散通信装置の受信装置を提供する。【解決手段】 マッチトフィルタ回路3は、受信信号を各1シンボル周期分につき時系列でnサンプル記憶する第1〜第3サンプルホールド回路31・32・33と、いずれか1つが受信信号を記憶しているときに、他の連続するシンボル周期分の2つの記憶信号を出力させるマルチプレクサ34及びマルチプレクサ制御回路35と、同位相成分同士を加算する入力加算回路36と、段数nの拡散符号レジスタ37と、n×n個全ての組み合わせ乗算を行なう乗算回路アレイ38と、n個の和を出力するアナログ演算回路を用いた出力加算回路39とを備える。
請求項(抜粋):
送信側におけるデータの送信に際して単位フレーム内に1シンボル長の同期シンボルを含んだスペクトラム拡散信号として送信した信号を受信し、マッチトフィルタ手段にてこの受信信号と送信側にて拡散に用いた拡散符号との相関演算をアナログ演算回路を用いて行うことにより同期捕捉及び逆拡散してデータを出力するスペクトラム拡散通信装置の受信装置において、上記マッチトフィルタ手段は、上記受信信号を、それぞれ1シンボル周期分につき時系列でn個の拡散符号に対応してnサンプル記憶する3つ以上の信号記憶手段と、上記3つ以上の信号記憶手段のうち少なくともいずれか1つが受信信号を1シンボル周期分につき時系列でnサンプル記憶しているときに、他の連続するシンボル周期分の2つの信号記憶手段の記憶信号を選択して出力させる信号選択手段と、上記信号選択手段の連続するシンボル周期分の2つの出力から、シンボル周期内の受信信号における同位相成分同士の加算演算を行なう入力加算手段と、上記拡散符号を段数nのレジスタにより記憶する拡散符号記憶手段と、上記入力加算手段の出力とレジスタ各段の出力とのn×n個全ての組み合わせの乗算をn×n個の乗算回路を用いて行なう乗算アレイ手段と、上記のn×n個の乗算回路の出力から、n個の和を出力するn個のアナログ演算回路を用いた出力加算回路とを備えていることを特徴とするスペクトラム拡散通信装置の受信装置。
IPC (3件):
H04B 1/707 ,  H04B 1/10 ,  H04L 7/00
FI (3件):
H04J 13/00 D ,  H04B 1/10 L ,  H04L 7/00 C
Fターム (22件):
5K022EE02 ,  5K022EE33 ,  5K022EE36 ,  5K047AA15 ,  5K047BB01 ,  5K047GG34 ,  5K047HH15 ,  5K047HH31 ,  5K047JJ06 ,  5K047MM12 ,  5K047MM24 ,  5K047MM38 ,  5K052AA01 ,  5K052BB02 ,  5K052CC06 ,  5K052DD03 ,  5K052EE01 ,  5K052FF01 ,  5K052FF31 ,  5K052GG19 ,  5K052GG20 ,  5K052GG47

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